今シーズンにおけるリバプールの戦いぶりは、いざ攻撃に転じた際、迷うことなく人数をかけて相手ボックス内に、どんどん走り込んでいく姿が、非常に特徴的だと思っています。
しかも、その走り込みもバラバラではなく、見事に連動性が保たれている。
いわゆる流動的な動きを常に繰り返し敢行しているわけですが、あえてシステムを言えば、4-3-3が基本形ということになるでしょうか。
そのいわゆる3トップをジョーダン・ヘンダーソンがワールドクラス!だと絶賛しています。
ヘンドは、フィリペ・コウチーニョ、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人はワールドクラスだと語りつつ、彼等のことは止められなくなるだろうともしています。
そのヘンドのコメントがLiverpoolfc.comでも紹介されていますので、ここでは一部骨子をまとめてみたいと思います。
(JH)
彼等はワールドクラスのプレイヤーだ。
ゲームというものを理解していて、攻めるだけではなく、チームのためにプレスをかける仕事を果たしてくれる。
そのことで、ピッチの高い位置でボールを奪うことが出来ているんだよ。
彼等は皆、守備面でもチームの助けになってくれているね。
本当に彼等は素晴らしいし、攻めに入ったときには、もう止められないね!
ぼくは、毎日彼等を見ているけど、ぼくにとって彼等はワールドクラスなんだ。
彼等と一緒にプレイが出来ることは、ぼくの歓びだよ。
彼等が前線に攻め上がったときには、彼等のために後ろから固めていくことが、ぼく達の仕事だよ。
そのとき彼等は、自分自身を表現してみせるんだ!
チームとして、ぼく達がもっている高いクオリティーをぼくは感じているよ。
それに、数週間に渡り、ファイナルサードでの彼等は華麗だね!
ワトフォード戦は、彼等にとって素晴らしいものだった。
そしてぼくが思ったのは、チームが全体としてよかった!ということなんだ。
ヘンドは、この他にも多々語ってくれています。
サウサンプトンから、この夏にやって来たマネが、いかに素早くチームにフィットしてくれたか!など。
キャプテンが見る3トップも、いまやレベルが突出しているようです。
ストライカーの起用法については、多々意見もあったリバプールですが、現時点での機能の仕方をみると、ほぼファーストチョイスは固まったようにも思えます。
あとは、ダニエル・スタリッジやディボク・オリギをはじめとするプレイヤー達が、さらに奮起して、よりチーム層の厚い強力なチームとして発展すれば、おのずと最高の結果もついてくることでしょう。