リバプールのキャプテンというものは、大きなプレッシャーに晒されるといいますね。
こればかりは、経験をした者でなければ分からないものだと思います。
ただ、その一挙手一投足が、多くの人々に影響を与えることは確かで、本当に大変だろうなとは、私にも想像はつきます。
いま、リバプールのキャプテンはジョーダン・ヘンダーソン。
ジョーダン・ヘンダーソンは、ホッフェンハイム戦を控えた場において、記者の質問にこたえており、必然と申しますか、コウチーニョのことについても問われています。
ヘンドとしては、まず集中しなければならないのは「明日の試合だ!」(ホッフェンハイム戦)だと明言していますが、一方で、週明けからでもコウチーニョと話をしてみるつもりだとも語っています。
これは、かつてスティーブン・ジェラードが、ルイス・スアレスの気持ちに寄り添ったことに、ちょっぴり通じるものがあるのかもしれません。
ヘンドのコメントについては、Independentも記事にしており、その中から一部ですが、ヘンドの言葉を拾ってみたいと思います。
(Jordan Henderson)
窓が開いていれば、プレイヤーがやって来たり、去って行ったりということは起こるものさ。
それよりも、私達が最も集中しなければいけないのは、明日なんだ。(ホッフェンハイム戦)
私達みんなが一緒になって、良い結果を持ち帰るよ!
フィル(コウチーニョ)とは、良き友人でもあり、私は彼に大きなリスペクトを抱いている。
もちろん、彼と話をしてみたいと思っているよ。
でも、その会話は、プライベートでするつもりさ。
ヘンドとしては、キャプテンとして・・・というよりも、一人の友人としてコウチーニョと話をしたいという気持ちを持っているようです。
それも良いと思います。
ただ、ヘンドは、今集中すべきはチャンピオンズリーグのプレーオフだ!と、再三強調しており、記者達はコウチーニョの去就の話をしたいのだろうが、今は明日の試合のことだけを考えていると、繰り返し述べていました。
「みんなが一緒になって、みんなと共に勝利を持ち帰る!」
この言葉がいいですね。
ヘンドらしい発言だと思います。
この仲間(みんな)にコウチーニョが戻ってこられるか。
もし、ヘンドが話をすることで、事態が変わったならば、まさにあの偉大なるスティーブン・ジェラードの後継者だ!と、コップから思われることでしょう。