私なりに時折思うことがあるのです。
プレミアリーグの監督業はたいへんだなと。
勝てばもてはやされ、結果が出なければ強い批判に晒される。
ただ、リバプールが例外だとは言いませんが、チームが辛いときこそ応援しようという風土はあるように感じます。
プレミアリーグが設立され、長い低迷期も経験したレッズですが、ブレンダン・ロジャーズ監督を解任し、呼んで来たのがユルゲン・クロップ。
シーズン途中での就任でしたが、ヨーロッパリーグの決勝まで駒を進めていました。
また、これまでにリバプールを3回のチャンピオンズリーグ決勝にも導いたことは大きな功績だと思います。
そのユルゲン・クロップ監督が、リバプールのクラブ史上初となるヨーロッパの舞台での50勝を飾りました。
かつてのリバプールは、ヨーロッパリーグに出られるか?出られないか?という時期もありました。
それが今や、チャンピオンズリーグに出場出来なければ失敗だと思われる。
1人の監督が、ヨーロッパの舞台で50勝をあげるというのは気が遠くなるほどのものですね。
相当な気迫がなければ出来ないことだと思います。
ユルゲン・クロップ監督が、ヨーロッパ50勝を飾ったのは、木曜日に開催されたLASK戦で勝利したから。
これまでの歴代監督でいうと、ラファ・ベニテス監督の49勝という記録がありました。
既にユルゲン・クロップ監督は49勝に並んでいたわけですが、今回の勝利で単独トップに躍り出た形です。
50という数字も節目にふさわしいですね。
しかし、節目とは言っても、まだまだその数字を伸ばしてもらわないと困ります。
今シーズンが幕を開けるときには、大幅な出入りがあったため不安視する向きもあったリバプールですが、ここまで好成績を残して来ています。
若い選手も多いし、これからより良くなることでしょう。
ユルゲン・クロップ監督には、おめでとう!というよりも、ありがとう!と言いたい私です。