これまでにもこの場で何度となく触れてきましたが、私はキャメロン・ブラナガンという若者に期待しています。
将来、大輪の花を咲かす可能性があると思っています。
そのブラナガンに対し、レアル・マドリードやバルセロナが関心をもっている・・・という報道は以前からありましたが、いくつかのイングランドのクラブからも引き合いが来ているようです。
しかし、ユルゲン・クロップとしては、ブラナガンを手放す意思はないとも。
ブラナガンは、１９９６年５月９日生まれの２０歳。
生まれはマンチェスターですが、幼い頃にリバプールからその才能を見出され、７歳のときにレッズに加入しています。
以来、フットボーラーとしてのキャリアをリバプール一筋で過ごしてきました。
中盤ならば、ほとんどのポジションをこなすことができ、ウィングでもプレイ可能だというユーティリティー性を備えている一方、確かな個人技を持っており、キックの精度も実に高い若者ですね。
これは、手放してはいけないタレントの一人だと思います。
新たにはじまるシーズンにおいて、ブラナガンがすぐにリバプールのレギュラーになるとは言いませんが、将来を見据えた場合、ぜひ大切に育ててほしい若者です。
また、ブラナガンのような経歴をもったプレイヤーが、いつかトップチームに定着するようになれば、アカデミーの後輩達にとっても、大きな励みになることでしょう。
エコーによれば、ユルゲン・クロップはブラナガンを貴重な存在だと認識しているとのことで、放出する意思はないとしています。
新シーズンのプレミアリーグで、どれだけの出場機会が巡ってくるか？は、蓋を開けてみないと分かりませんが、少なくとも国内カップ戦では、思い切って起用してあげたらいいと思います。
おそらく、ブラナガンは、トップチームでの実戦経験を積んでいくことにより、大きく飛躍する可能性を秘めていると、私は思っています。