今日、土曜日には、本当に久しぶりにリバプールが帰って来ます。
今からもう楽しみです!
リバプールが対戦をするのはブライトンですが、昨日の金曜日には、この試合に先立って、ユルゲン・クロップ監督の会見が行われました。
私が受けた印象ですが、記者からの質問は、多くトレント・アレクサンダー=アーノルドに関するものだったと感じました。
仕方のないことかもしれないし、ユルゲン・クロップ監督も予想はしていたことでしょう。
なぜ、トレント・アレクサンダー=アーノルドのことを記者が聞きたがるのか?
イングランド代表に招集されたトレントですが、イタリア戦ではベンチに座っており出番なし。
次のドイツ戦では、メンバー表にさえ入りませんでした。
そのことに関して、ユルゲン・クロップ監督のコメントを求める人々。
イングランド人の記者に対してユルゲン・クロップ監督は、私から言葉を引き出して、それを見出しにしようというのかい。
それは、イングランドにとって良くないことであり、ドイツを有利にするだけだよという趣旨の応答をしていました。
そんなことに意味はないと。
あくまで、イングランド代表でのことは「ガレス(サウスゲート)の判断だ」と述べたユルゲン・クロップ監督。
批判するものではないが、私だったら、たとえどのチームであってもトレントを使うねとも語っておりました。
そのことを話すのは意味がないと言いながらも、ユルゲン・クロップ監督は、結構トレントのことに触れていた印象があります。
話すつもりはないとしたユルゲン・クロップ監督ですが、その前に「言いたいことは沢山あるが」という枕詞を付けてもいました。
思うところはあっただろうし、何よりもユルゲン・クロップ監督は、会見の言葉がトレントに伝わることを知っていたのだと私は思います。
トレントは良いディフェンダーではないという声。
ユルゲン・クロップ監督は、明確に否定しています。
さらに、ディフェンスとはチームでするものだとも。
その上でユルゲン・クロップ監督は、「トレントは、間違いなくワールドクラスのプレイヤーだ」とも語っていました。
トレント自身、イングランド代表でのことを思い出せば、うきうきした気分にはなれないことでしょう。
しかし、その悔しさをぶつける場所がある。
ユルゲン・クロップ監督は、トレントを守った。
私は、そうも理解しています。
トレントには、そのことを粋に感じてほしいですね。
その上で大奮起する!
私は思ったのです。
ユルゲン・クロップという人は、選手達の気持ち、心を考えながら常に発言をしていると。
それに、事実としてですが、トレントはディフェンダーとしては、まだ若い。
これから経験をさらに積んで、どんどんスキルを向上させて行くことでしょう。
人間ですから、コンディションが上がらない時期もあるとは思います。
しかし、彼が持っている才能は傑出しています。
良い時も、そうでない時もあるのが人生。
もしかしたら、イングランド代表で起用されなかったことが、むしろトレントのハートに火を付けるかもしれない。
鋭い顔つきになって、必殺のクロスを提供するようになるかもしれない。
私は、それに期待するし、まずは今日のブライトン戦を見てみたいと思っています。
誰にも文句を言わせない。
そんなプレイヤーになってほしいですね。