トッテナム戦を前に、ユルゲン・クロップ監督の記者会見が行われました。
リバプールの監督としては、初めての場ですね。
いまや、注目の人とあって、メディア側とのやりとりも、活気に満ちたものになったようです。
ここでは、クロップの会見、その一部をご紹介してみたいと思います。
(JK)
3日間で、いいトレーニングが出来たよ。
みんな、私が望むことを理解しようと、本当に一生懸命に聞いてくれて、嬉しいね。
多くのことを変化させようとするには、時間が足りない。
時間が限られているのだから、正しくネジを締め直すということかな。
今週は、ほとんどの時間を、リバプールのスタッフと過ごしたよ。
私は、絶えずフットボールを見ているから、プレイヤー達のことも、よく知っているよ。
大きな問題はないよ。
しかし、一週間前、二週間前の彼等は、決していいとは言えなかったね。
私としては、彼等は、もっと面白いことが出来ると思っている。
興味深いね。
それが、私が考えていることであり、トッテナム戦でのスターティング・ラインアップをどうするかだね。
私達が、6週間でも一緒に働けば、すべてはよくなるよ。
だが、それが完璧な世界だというわけではない。
まずは、みんなが、状況に順応していかなくてはね。
今という時が、それほど重要なわけじゃないんだ。
プレイヤー達には、もっともっと勇気を示してほしいね。
フットボールを楽しむことだよ。
私は、彼等が、フットボールを楽しんでいる姿が見たいんだ。
自信を取り戻してほしいと思っているよ。
彼等には、才能があるのだからね。
大切なことは、とにかくハードワークすることだよ!
外部のことを気にすることなどない。
ここまでの試合で、得点が少ないことは知っているが、攻撃面だけを考えてはいけないよ。
まずは、ディフェンスを立て直して、チームを安定させる必要がある。
根気強くプレイしていれば、ゴールというものは、必ず生まれるものだよ。
プレイヤー達は、自分を信じて、自信をもって、やってほしいね。
今回の記者会見の中で、クロップは、負傷者の情報についても触れています。
クリスティアン・ベンテケとロベルト・フィルミーノに関しては、まだトレーニングには参加していないものの、近いうちには戻って来られる目途が立っているようです。
また、ジョー・ゴメスについては、メディアが報じていたとおり、前十字靱帯の損傷だと認め、今後手術が必要となるという趣旨の説明をしていました。
クロップとしては、とにかく「プレイヤー達には才能があるのだから、自信を取り戻してほしい!フットボールを楽しんでほしい!」
そのことを伝えたかったのでしょう。
トッテナム戦へと向かうリバプール。
その士気は高そうです。