アーロン・ラムジーといえば、印象に残っているのは、やはりアーセナル時代での活躍ですね。
ライバルチームのプレイヤーながら、素晴らしいミッドフィールダーだと思います。
そのラムジーですが、ご存知のとおり、長く座席したアーセナルを離れ、昨年の夏にはフリートランスファーでユベントスへと新天地を求めています。
しかし、イタリアへ渡ったラムジーは、決して十分な出場機会に恵まれているとは言えず、Tuttosportによれば、ユベントスは今回での放出を考えており、現金化したい意向だとされています。
噂の領域ですが、もし本当ならば、たった1年で新戦力を手放すことになります。
ユベントスといえば、かつてリバプールで活躍をしたエムレ・チャンも重用されず、ドルトムントへと新天地を求めていました。
かつてラムジーは、リバプールの補強ターゲットの一人と報じられたこともありましたが、今回の報道を受けてエコーは、リバプールがラムジーに関心を示すかは、まだ分からないとしています。
年齢的なものも考慮しなければいけないだろうし、リバプールの中盤には激しい運動量が求められます。
この中へラムジーが入って来たとき、チームの戦術にフィットするか?は、未知数ですね。
勿論、ユルゲン・クロップ監督は、見抜いているでしょうが。
エムレ・チャンの件といい、今回のラムジーにまつわる報道といい、フットボールの世界とは厳しいものですね。
昨年の夏を思い出すと、私なりに感じていたのは、ユベントスは随分とミッドフィールダーを獲得するな!ということでした。
このへんの補強方針は、リバプールとは対極にあるようです。
本当に必要なポジションに、ピンポイントで補強をしているリバプール。
やはり、対象的だと思わざるを得ません。
それぞれのフットボーラーには、それぞれの希望の地があることでしょう。
ただ、それが上手く行かなかった場合、大きな失意を味わうこともある。
自分の道を選ぶ際には、本当に幸せに過ごせるのはどこなのか?
それを熟考する必要がありそうです。