下部リーグのチームを相手にしたカップ戦というものは、実に怖い部分があると思います。
ジャイアントキリングを狙って、相手は全力で向かって来ますので。
FAカップ3回戦のリバプール対シュルーズベリー・タウン戦でも先制したのはシュルーズベリー・タウンでした。
1点ビハインドとなったレッズ。
それは27分のことでしたが、リバプールが落ち着けたのは、失点をした7分後には同点に追いついたこと。
この貴重な同点ゴールを決めたのが17歳のカイデ・ゴードンでした。
ゴードンが決めたゴールは、ブラッドリーが右ワイドから入れたグラウンダーのクロスをコントロールし、切り返して左足のシュートを決めたもの。
2004年10月5日生まれの17歳が決めたゴールは、リバプールのクラブ史上、2番目に若いスコアラーという記録となりました。
🔴 Liverpool wonderkid Kaide Gordon = second-youngest goalscorer in club history. Remember the name.#UCL pic.twitter.com/8o0GnaCfs1
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) January 10, 2022
2番目の若さということは、ワンダーボーイと呼ばれたあのマイケル・オーウェンの記録を上回るものです。
最年少記録は、今もベン・ウッドバーンが持っています。
よって、リバプールのクラブ史上最も若くしてゴールを決めた顔ぶれは、次のような順序となり、久しぶりに記録が塗り替えられました。
1位:ベン・ウッドバーン
2位:カイデ・ゴードン
3位:マイケル・オーウェン
4位:ジョーダン・ロシター
ゴードンは、ダービーで生まれ育ち、地元クラブのダービー・カウンティから2021年2月にリバプールのアカデミーへやって来ました。
右ワイドを主戦場とするウィンガー。
ベン・ウッドバーンは、記録を樹立した後苦しんでいますが、ゴードンにはぜひ大輪の花を咲かせてほしいですね。
改めて、ゴールおめでとう!と言いたいと思います。