ユルゲン・クロップ監督の元、ドルトムントで活躍をしたマリオ・ゲッツェ(ドイツ)ですが、バイエルン・ミュンヘンへ移籍したものの、思うほどの出場機会は得られず、古巣であるドルトムントに戻ったことについては、ご存知の皆様も多いことと思います。
しかし、ドルトムントでも、なかなか出場機会を得られない状況となっており、かつてのチームメイトであるケビン・グロスクロイツは、来る1月にもリバプールへ行くことが良いと発言をしたそうです。
マリオ・ゲッツェとケビン・グロスクロイツは、共にドルトムントで2度のリーグ制覇を成し遂げた仲でもあります。
現在は、ドイツの下部リーグに所属するグロスクロイツは、ゲッツェの現状を憂いているそうで、再起をするためには、冬の移籍市場時に、ユルゲン・クロップ監督の元へ行くことがよい!と語ったそうです。
これは、グロスクロイツがSky in Germanyへ向けて話したことで、その中には、次のような発言も含まれていました。
「今のマリオ・ゲッツェをとても気の毒に思っているよ。彼のことを書き立てられるからね。彼のことばかりさ。それも毎日だよ」
「たとえばブルージュ戦では、チーム全体として良いプレイが出来ていなかった」
「多分、彼にとって、冬には海外へ行くことがいいだろうね。そして、キャリアの軌道を元に戻すんだ」
「クロップは、彼のことをとてもよく知っている。彼は、リバプールにフィットすると思うよ」
話の流れからすると、地元メディアは、辛辣なようですね。
グロスクロイツとしては、かつての恩師の元で輝きを取り戻せと言っているということだと思います。
また、リバプールでならばフィットすると・・・。
今のリバプールは、優れたタレントを多数擁しており、ポジション争いは、そう簡単ではないと思いますが、マリオ・ゲッツェは、まだ26歳。
このまま、出番をもらえずに、ドルトムントで控えに甘んじるのか・・・。
ユルゲン・クロップ監督も気にはかけていると思いますが、もしリバプールへ呼ぶならば、私情は挟まないと思います。
ゆえに、本当に呼ぶことがあるならば、その才能を活かせる!と、判断したときだろうと。
いずれにしても、ドルトムントでユルゲン・クロップ監督の元で一緒にやったメンバー達は、今もなお監督を信頼すること厚いということは間違いなさそうです。