レジェンド

アンフィールドでマイティ・マウスと呼ばれたレジェンド/ケビン・キーガンのバースデー


ケビン・キーガンと言っても、ご存知ないファンの方々が増えていると思います。
実は、私が最初に憧れたリバプールの選手なので、誕生日のお祝いをさせてください。
恐縮です。

私が7番のギプスを狙っていたのは、誰あろうケビン・キーガンの影響でした。
やがてリバプールの7番は、ケニー・ダルグリッシュに受け継がれることになるのですが、今回はキーガンの話を。

まず、キーガンの誕生日は1951年2月14日。
74歳の誕生日を迎えました。
リバプールのレジェンドであるとともに、かつてイングランド代表の監督も努めていた人物です。

非常に小柄な選手でしたが、無尽蔵のスタミナを持っており、ピッチのあらゆるところを動き回る姿から、ファンはキーガンをマイティ・マウスと呼びました。
フォワードは勿論、ミッドフィールダーとしても才能を発揮したいわゆる攻撃的選手です。

今で言うところのバロンドールを2度受賞(2年連続)していますが、これはリバプールからブンデスリーガのハンブルガーSVへ移ってのこと。
ただし、当然ながらその才能はリバプールで開花しています。
当時のフットボール界では、ブンデスリーガこそ世界の最高峰だと言われていましたので、キーガンが西ドイツ(当時)に新天地を求めたのも時代でした。
キーガンを見出したのは、かのビル・シャンクリーであり、シャンクリーの指導によりキーガンはワールドクラスの選手として成長して行きました。

リバプールに幾多の栄光をもたらしたレジェンド。
アンフィールドを駆け抜けた姿は、今もなお私の脳裏に刻まれています。
キーガンの時代は、イングランドが低迷していた時期でしたが、そんな時期にキーガンは異彩を放っていたと言っていいでしょう。
イングランドがキック&ゴーから脱皮するためにスタイルを変えて行き、その過渡期に全盛期を迎えていたスターでした。
この日にあたり、キーガンの健康と幸せを祈ります。

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