Jurgen Klopp
この夏における移籍市場。
リバプールが、これまでに獲得をしたのは、ダルウィン・ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョ、そしてカルヴァン・ラムゼイの３人です。
地元誌エコーをはじめ、いくつかのメディアでは、今夏におけるリバプールの補強は終了との見方も出ていましたが、どうやらまだ決まったわけではなさそうです。
今回出ている情報によれば、ユルゲン・クロップ監督が、「ミッドフィールダーは必要ないと言ったことは間違っていた」と語ったとのこと。
ユルゲン・クロップ監督の発言については、移籍関係のエキスパートであるファブリツィオ・ロマーノ氏が、要点をピックアップして伝えています。
それによれば、ユルゲン・クロップ監督は、次のように語ったとのこと。
そうだ。ミッドフィールダーはいらないと言ったのは私だよ。
だが、みんなが正しく、私は間違っていた。
今、私達はミッドフィールダーを獲得しようとしているよ。
私達は動くが、それは正しいものでなければならない。
さすがに、リバプールのミッドフィールダーに、ここまで負傷者が続くとは、シーズン開幕前には予想が出来ませんでした。
同じ時期、一気にですからね。
リバプールのピースが不足をしているのは、プレミアリーグでベンチ入りをしている顔ぶれを見れば一目瞭然です。
昨シーズンであれば、健康であってもアレックス・オックスレイド=チェンバレンやナビ・ケイタがベンチに入れない試合さえあった。
攻撃陣でいえば、南野拓実やディボック・オリギがベンチ外になることも珍しくなく。
それを考えたら、今の状況は危機的なものだと言えるでしょう。
不幸中の幸いと申しますか、夏の移籍市場、その窓はまだ開いています。
残された時間で、リバプールが一気に話をまとめるか。
おそらく、水面下ではいくつかの案は持っていたのだろうと私は思います。
フロント陣の仕事は忙しくなるでしょうが、残された時間が、リバプールの命運を握っていると言ったら大袈裟でしょうか。
今夏のリバプール。
デッドラインデーまで、目が離せないという久しぶりの感覚を持つことになりそうです。