今シーズンがスタートする前のこと、デヤン・ロブレンにセリエAのクラブが関心を示しているとの報道が盛んになされていました。
当時、リバプールは£20mを要求するともされていましたが、ユルゲン・クロップ監督は、1月の移籍市場でデヤン・ロブレンを放出する考えはないという報道が出て来ています。
これは、リバプール筋からの情報だとしてFootball Insiderが記事にしているもので、少なくともシーズン中にデヤン・ロブレンを失うことは、ユルゲン・クロップ監督が阻止する構えだとされています。
序列という言葉が適切かは分かりませんが、リバプールのセンターバックで言えば、当初デヤン・ロブレンは4番手だと見られていました。
まず、不動のファン・ダイクがいて、続いてジョエル・マティプ、ジョー・ゴメス、さらにデヤン・ロブレンと。
しかし、シーズンが進むに連れて、その優先順位に変化が生まれていることは、リバプールファンが見て来ているところです。
現在リバプールは、ジョエル・マティプを怪我で欠いており、デヤン・ロブレンがスタメンを務めています。
先日は、マンチェスター・シティとのビッグマッチにおいて、ファン・ダイクとコンビを組み、最終ラインで貢献もしています。
相変わらず、ローマやACミランが、デヤン・ロブレンに関心を持っているとは報じられていますが、1月には出さない。
それが、ユルゲン・クロップ監督の考えであるというのが、今回の報道の骨子です。
実際、ジョエル・マティプが負傷離脱をしてからは、ジョー・ゴメスよりもデヤン・ロブレンの方が重用されているのは事実だし、ここでデヤン・ロブレンが奮起できるか!ですね。
いい意味でのポジション争いが起こり、リバプールのレベルをより高めてくれればと願います。
冷静に考えても、シーズン途中の段階で、センターバックを欠くことは、リバプールにとって痛手でありましょう。
勿論、他にしっかりとした補強候補がいて、目途が立っていれば別ですが。
いずれにしても、デヤン・ロブレンの奮起に期待したいし、一方ジョー・ゴメスにも壁を打ち破ってほしいと願うところです。