Jurgen Klopp
今、欧州スーパーリーグ創設に関することで、フットボール界が揺れていますね。
ご存知の皆様も多いように、リバプールはスーパーリーグに参加することを公式に発表しています。
私なりには、それに関して考えるところもありますが、自分は評論家ではなく、ジャーナリストでもない、ただのリバプールファンでしかありませんので、もう少し静かになってから、愚説を述べてみたいと考えています。
ところで、リバプールは現地時間月曜日にリーズと対戦をしましたが、試合前、試合後と、ユルゲン・クロップ監督には、スーパーリーグに関する質問が案の定飛んだようです。
これは、Sky Sportsが伝えていることで、ユルゲン・クロップ監督は、２０１９年の時点から、スーパーリーグに否定的な意見を述べていました。
その考えは、今も変わっていないと発言をしています。
２０１９年当時に、ユルゲン・クロップ監督は、こんなことを言っていました。
私にとっては、チャンピオンズリーグがスーパーリーグであり、いつも同じ相手と対戦をするわけではない。
また、こんなことも言っています。
毎年のように見たいと、誰が言うだろうか。
また、リーズ戦でキャプテンを務めたジェイムズ・ミルナーにも、スーパーリーグに関する質問が投げられ、ミリーは、次のような受け答えをしています。
監督と選手が反対をしている中、経営陣はスーパーリーグ参加に舵を切った。
ユルゲン・クロップ監督によれば、事前に話はなかったとのこと。
「昨日、初めて知った」としており、リーズ戦へ向けての準備も大変だったようです。
その上で、改めて、当時スーパーリーグに反対をした自分の意見、考えに変わりはないと語っています。
また、ユルゲン・クロップ監督は、スーパーリーグについて、「私は、それが素晴らしいアイディアだとは思わないね」ともしています。
一部、ユルゲン・クロップは、リバプールから出て行くのではないか？との情報が流れていますが、それについては否定をしています。
監督を任されている限り、私には責任があり、全力で取り組むと。
一方、今回の件について、ユルゲン・クロップ監督は、オーナーを非難することはしていません。
彼は真面目で、合理的な人だし、私達のことを気にかけてくれているよ。
この種の決定をする際に、彼が私達の許可を得る必要はないんだ。
こう語った上で、ユルゲン・クロップ監督は、「解決へ向けて協力をして行きたい」とまで言っています。
リバプールは、イングランドのトップリーグ制覇１９回を誇るチームです。
長い歴史と伝統に支えられ、創り上げてきた。
私は、スーパーリーグについては、いずれ自分の考えを書くとしましたが、今回の件は、それとして、だからFA、UEFA、FIFAは、今までのままでいい・・・というのは違うと考えています。
何より、選手達のため、ファンのために、よりよい環境を創り上げ、改善して行ってほしいですね。
クラブ首脳と現場の意見が割れたリバプール。
今後、どう収束をして行くのか。
そのために、ユルゲン・クロップ監督の人柄、存在感は、重要な役割を果たすように、私には思えます。