Liverpool FCを応援するブログです   Written by Toru Yoda

リバプール(リヴァプール)ブログ Liverpoolの1ファンが綴るblog

リバプールは特別なシーズンに出来なかったというオーウェンの主張を否定したイブラヒマ・コナテ

Ibrahima Konate

随分と以前の話になりますが、ワンダーボーイと呼ばれたストライカーがリバプールにはいました。
イングランド代表としてワールドカップで見せたパフォーマンスが注目され、一躍スターになった人。
それは、マイケル・オーウェン。

オーウェンは、リバプールのレジェンドと呼ばれることはなく、それは非常に残念なことです。
リバプールを好きになったのはオーウェンからという人々も多いはずですし。

リバプールを去る決断をしたオーウェンはレアル・マドリードへ。
さらに、ここが運命の分かれ道でしたが、マンチェスター・ユナイテッドへ加入。
おそらく、相当な事情があったことと推察しますが、現実問題としてリバプールファンを刺激したことは言うまでもありません。

そのオーウェンですが、過日のこと、スロット体制になったリバプールについてコメントをしていました。
改めてエコーが報じており、それに対するイブラヒマ・コナテの反論も同誌は紹介しています。

オーウェンが何を言ったかといえば、チャンピオンズリーグ、FAカップ、カラバオカップを逃してしまったリバプールにとって、今シーズンは特別なものにはならなかった。
そんな趣旨です。
きつく言えば、今シーズンのリバプールは成功ではないという意味合いでしょうか。

この発言については、既にキャプテンのファン・ダイクが否定をしており、スロット監督は一笑に付していたわけですが、それに続いてコナテも否定。
コナテは、何かタイトルを獲れるならば、プレミアリーグが一番なはずで、それを成し遂げられたらすごくハッピーになれると述べています。

Ibrahima Konate
もし、すべてのファンとすべての選手達に『何が欲しい?』と訊いたなら、彼らはこう答えることだろう。
『すべてのトロフィーを目指して戦うけれど、シーズンの終わりに何が得られるかは分からない』という選択肢と『プレミアリーグで優勝できるかもしれないチャンス』があったら、たぶん全員が『プレミアリーグで優勝できるかもしれないチャンス』を選ぶと思うよ。

僕たちはメディアの声に耳を傾けて、『FAカップもカラバオカップも取れなかったし、チャンピオンズリーグからも敗退したから今シーズンは悪いシーズンだった』なんて考える必要はないんだ。

誰も僕たちが今の位置にいるなんて予想していなかった。
僕たちはただ、シーズンが終わるまで毎試合すべてを出し切って戦い続けるだけさ。
一戦一戦全力でね。
もし、何か特別なことを成し遂げられたら、みんな本当にハッピーになれると思うよ。

私もコナテの言うとおりだと思います。
出来ることならば、複数以上のタイトルを獲りたかった。
それは本心です。

しかし、どれかひとつのタイトルを選べ!と言われば、まずプレミアリーグを選ぶだろうと。
何せ、ユルゲン・クロップさんの時代にプレミアリーグを初制覇した際には、無人のスタジアムでしたからね。
スロット体制は、まだ1年目、そのスタートとしてプレミアリーグを獲れるならば、多くのファンが喝采を送ることでしょう。
勿論、新シーズン以降のさらなる飛躍を願いつつ。

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