昨日も、ちょっぴり触れましたが、英国のメディアは、アダム・ララーナがクロップ体制下では戦力外候補だろう・・・という記事を結構書いています。
しかし、現実をみれば、ユルゲン・クロップ監督になってから、ララーナは2戦ともに先発に選ばれている。
私自身は、ララーナはクロップの目指すフットボールに合うと思うし、リッキー・ランバートもそう言っていました。
今回は、ジェイミー・キャラガーが、クロップ監督にとって、アダム・ララーナはオーダーメイドのようだ!というような発言をし、重用されるだろうと語っています。
(JC)
新しい監督のやり方をものにするには、時間がかかるものだよ。
しかし、ララーナは、意欲的に一生懸命走っているし、まるで、クロップ革命を担うオーダーメイドのようだ。
彼に幸運の女神が微笑み、その運命が、どんな風に変化していくかが、実に興味深いね。
ララーナは、ルビン・カザン戦でのベストプレイヤーだった。
それに彼は、ホワイト・ハート・レーンでも、実にいいプレイを見せていたね。
彼の古巣であるサウサンプトンが、アンフィールドへやって来る日曜日にも、彼は好調を維持していることを見せてくれるだろう。
夏のことを思うと、ホッフェンハイムからロベルト・フィルミーノを獲得し、フィリペ・コウチーニョもいるわけだから、ララーナが浮いてしまうと思われた節もあっただろう。
ブレンダン・ロジャーズの時には、まずフィリペ・コウチーニョありきで、ララーナはサブ的な扱いを受けることも多かったね。
しかし、クロップの元では、その状況が、まったく変化してしまう可能性もあるよ。
ララーナは、巧みなプレイヤーだ。
しかし、その並外れたスタミナこそが、彼に大きなメリットを生み出すことになるだろう。
キャラガーの考えを、私なりにまとめると、ユルゲン・クロップにとって、アダム・ララーナは、戦力外どころか、現時点で最もクロップ革命を忠実に実行しているプレイヤーだ!ということかと思います。
キャラガーのコメントからは、むしろコウチーニョよりも重用されるようになるかもしれないとも受け取れるような雰囲気もあります。
ララーナには、巧みなテクニックがある。
しかし、キャラガーが、注目している点は、それ以上に、走り続けるスタミナこそが、ララーナの運命を変えるかもしれない。
キャラガーの目には、クロップとの出会いが、ララーナにとって重要なターニングポイントになる!と、映っているようですね。