負傷に次ぐ負傷で、めっきりプレイできなくなったダニエル・スタリッジですが、戦力として計算が出来ないということは、監督やコーチにとって頭痛の種でありましょう。
また、フラストレーションをつのらせているファンも多いことと思います。
負の連鎖とは恐いもので、いまやスタリッジ自身も大きなフラストレーションを抱えていると言われています。
この夏には、リバプールを去るのではないか?とも報じられるスタリッジ。
ファンの多くは、ずっと待っていたはずだし、何とかリバプールのエースとして残りシーズンでの結果を出してほしいと願うばかりです。
スタリッジの怪我は、ある意味本人にとってもファンにとっても根比べだと表現してよさそうです。
ただ、フルトレーニングにも戻ったことだし、私としては、今一度、スタリッジに期待してみたいと思っています。
体にフィット感が戻れば、シャープな切り返しやトリッキーな動きも出来るし、何よりゴール感をもっているスタリッジ。
このまま消してしまうことは、あまりにも惜しい気がするのです。
そういった意味でも、FAカップウェストハム戦、今後続くヨーロッパリーグと、ぜひスタリッジには、その才能の片鱗を発揮してほしいと思います。
クリスティアン・ベンテケが、リバプールのフットボールスタイルに適合するにあたり、非常に苦労している中、スタリッジが復活を遂げられるかどうか?が、大きな鍵を握っているように思うのです。
ゴールを狙う意気込みを全身で表現してほしいし、リバプールのエースは自分なんだ!と、見せつけるくらいの躍動感をぜひ発揮してほしい。
これまでファンは、何度も失望を味わってきました。
それは事実として、これから!を見たとき、スタリッジにもう一度チャンスを与えてあげたい。
そんな思いを抱く、FAカップ前の私でありました。