プレミアリーグ第7節として開催されたトッテナム対リバプール戦ですが、試合中には大きなフラストレーションを感じた方々も多かったことと思います。
私も例外ではなく、なぜ？Why!?と心の中で叫んでいましたよ。
試合終了後に最も問題として浮上したのが、取り消されたルイス・ディアスのゴールですね。
ルイス・ディアスのゴールは鮮やかなものでしたが、謎な判定によりオフサイド。
このゴールをアシストしたのはモハメド・サラーであり、モーにとっても連続得点関与の継続が絶たれてしまいました。
既に多くの皆様はご存知かと思いますが、PGMOLは判定に誤りがあったことを認め、これを受けてLFCが声明を出しましたね。
LFCの声明については、オフィシャルウェブで公開されており、それを引用させていただく形になりますが、内容を今一度振り返ってみたいと思います。
リバプールFCは、昨夜の件についてPGMOLが誤りを認めたことを確認した。
ルールが正しく適用されず、スポーツが持つ誠実さが失われたことは明白である。
我々は、審判団がプレッシャーの中に置かれていることは十分に受け入れているが、こういったプレッシャーはVARの存在と活用により軽減されているはずである。
したがって、正しい決定を下すための十分な時間が与えられず、その後の介入がなかったことを受け入れることはできない。
こういった失敗がヒューマン・エラー（人的ミス）とされていることに関しても容認することはできない。
あらゆる結果は、完全な透明性を持ったレビューによってなされるべきである。
こういった事態が二度と起こらないようにするためにも、学んだことをプロセスの改善に役立てることは、すべてのクラブに関わることであるから将来の意思決定の信頼性を高めるために必要不可欠なものである。
その間、解決をすべき事項があることは明白であり、我々は可能な選択肢を検討することになるだろう。
最後の部分ですが、あまり綺麗ではないかもしれませんが、忠実に読めば、「利用可能な選択肢の範囲を検討するだろう」といった内容になっています。
LFCが、どこまで強く出てくれるのか。
率直に申し上げれば、あのようなジャッジが普通に行われてしまうならば、レフリー団の信頼は失墜しますよね。
ひとつ言いたいのは、選手達は切り替えて行きたいでしょうから、現場が前に出るのではなく、クラブとしての毅然とした対応をお願いしたいということです。
「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」という言葉がありますが、間違っていたことを正すことに躊躇すべきではないと私は思っています。