負傷者続出に瀕し、文字通り火の車となっているリバプールですが、とにかくセンターバックの補強を急ぎたいとのことで、英国の多くのメディアが、ネヴェン・スボティッチをローンで欲しいと、リバプールがドルトムントとの話し合いを急いでいると報じています。
今回の場合は、まさに緊急事態であり、なりふり構わず、コネクションのあるところとの交渉を成就させたいという意図も薄らと見えてきます。
ただ、仮にローンであったとしても、それほど簡単に移籍交渉がまとまるとも思えず、アーセナル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦を控えた中、暗雲が立ちこめています。
この状況下だと、ユルゲン・クロップとドルトムントとの絆に期待するしかないわけですが、スボティッチがすぐにフィット出来るか?は未知数。
とはいえ、本職のセンターバックが全員NGなのですから、そうは言ってもいられませんね。
アーセナル戦あるいはマンチェスター・ユナイテッド戦には、もしかしたらコロ・トゥーレは間に合う可能性も残っていると思います。
その場合、ローンバックのチアゴ・イロリと組ませるのか?
あるいは、思い切って先発からルーカス・レイバをコンバートするのか?
いずれにしても、ギリギリの采配となることは、間違いないかと思います。
ポジティブな部分を探すとすれば、現在ドイツはウィンターブレイク中であり、もしスボティッチが来ることがあれば、フィジカル的にはフレッシュな状態であることでしょう。
それにしても、ここまで負傷者が続き、ほとんど主力プレイヤーを欠いた状況で、ある意味、どんな戦い方をするのか?は、見ものとも言えそうです。
また、大切なことは、これ以上の負傷者を出さない策を練り、理論的に構築することかと思います。
俄に、リバプールの1月は、忙しいものになりそうです。