これまでも何度となく、リバプールの補強候補として名前のあがっていたマルコ・グルイッチ(レッドスター・ベオグラード)ですが、リバプールとの5年契約で合意に達したとエコーが報じています。
同誌によれば、グルイッチはメディカルチェックのため、今週中にもメルウッドへ飛ぶとのこと。
将来を嘱望される若手だけに、ヨーロッパの各クラブからも狙われていたグルイッチですが、獲得競争をリバプールが制したということでしょうか。
ただし、これは以前もお伝えしたところですが、やはりリバプールとしては、今シーズン終了時までは、ローンという形でグルイッチをレッドスター・ベオグラードに残すことで合意した模様です。
となると、彼のプレイぶりを実際に観られるのは、来年の夏ということになりますね。
譲歩してでも獲得したかった!という意味合いがひとつ。
また、将来に備えた展望に基づいた補強という意味もあるかと思います。
先週のこと、イアン・エアが、ベオグラードへ飛んだことも、以前ご紹介しましたが、今回の合意により、ユルゲン・クロップにとっての初補強ということになりそうです。
なお、グルイッチ獲得については、特にインテルが熱意を持って臨んでいたと報じられていますが、最終的には、クロップが直接グルイッチと話をし、そのことがリバプールを選ぶ決定打になったそうです。
まだ報道ベースですが、長期的視点に基づいた若手タレントの確保に成功したリバプールが、次は即戦力の補強を実現するのか?
注視していきたいところです。