今年の夏における去就が注目されるプレイヤーの一人として、ディボック・オリギの名前があると思います。
プレミアリーグが開幕し、2試合を終えたリバプールですが、ディボック・オリギがベンチに入ることはありませんでした。
このディボック・オリギに関しては、ボルシア・ドルトムントが関心を示しているという報道が以前からあったわけですが、両クラブの間に移籍の条件面でスタンスの違いがあり、現在交渉中だとのこと。
これは、ESPNが報じているもので、同誌によれば、リバプールとしてはディボック・オリギを完全移籍で放出したい意向だとされています。
以前から言われているように、その際リバプールは、£27mを要求すると見られています。
一方のドルトムントですが、こちらはローンで欲しいという希望だと報じられています。
ただ、ディボック・オリギは、ユルゲン・クロップ監督のプランに入っていないだろうことから、ドルトムントとしては、妥協案に辿り着けることに期待しているとされています。
妥協案といえば、両チームが歩み寄れる線。
2018-2019シーズンはローンで出し、買取オプションを付けるという形でしょうか。
ただ、リバプールとしては、そういった条件を許容できるか?という部分は、いわゆる判断、決断になるかと思います。
ディボック・オリギも、一時期はコンスタントにベルギー代表に呼ばれており、将来を嘱望されてきたことは、まぎれもない事実だと思います。
普通に考えれば、ベンチ外にいるプレイヤーではないと思うのですが、いかんせん、今のリバプールは、あまりにも攻撃陣が充実しているという現実があります。
なお、ブンデスリーガへの移籍期間は、8月31日までとなっています。
今回の報道に信憑性があるならば、まさに両クラブの担当者が、妥協案を模索している最中でしょうか。
ディボック・オリギにとって、より良い道が開ければいいですね。