リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦といえば、ＯＢ達も試合前から大いに興奮するビッグマッチですね。
そんな中ですが、あえてジェイミー・キャラガーは、リバプールにとってはマンチェスター・ユナイテッド戦よりも、キャピタルワンカップ準決勝のストーク戦（セカンドレグ）の方が重要だという趣旨の発言をしています。
キャラガーは、概ね次のようなことを言っています。
「ユナイテッドに勝利することは、もちろん楽しみなことだよ」
「しかし、今シーズンについては、ウェンブリーへの道を開くことが大切なんじゃないかな」
シーズン途中で監督代わった中、リバプールが久しぶりにタイトルを獲れるチャンスを掴むべきだ！というキャラガーの思いの表れかもしれません。
私も、キャラガーが言おうとしていることの意味は分かるような気がします。
ハードスケジュールの中、ＦＡカップ３回戦のリマッチも組まれているリバプールですが、ストーク戦を考える場合、どうしてもその前の日程を見ておく必要がありますね。
まず、キャピタルワンカップ準決勝セカンドレグの対ストーク戦は、現地時間、１月２６日火曜日に組まれています。
（ファーストレグでは、ジョーダン・アイブのゴールにより、リバプールが０－１で勝利）
リバプール対ストーク戦の前に、両チームが戦うのは・・・
リバプール １月２３日（土） 対ノリッチ（Ａ）
ストークは １月２３日（土） 対レスター（Ａ）
お互いに土曜日の試合であり、双方ともアウェイ。
ただ、当然対戦相手は異なります。
ここは、リバプールとしては、ノリッチ戦で多少なりとメンバーを入れ替え、ストーク戦に備え温存する戦略を採る可能性も高いと言えそうです。
一方、ストークとしては、アウェイでレスターと試合をしてから中２日は、結構厳しいものと思われます。
条件的には、若干リバプール優位と見てよさそうです。
決勝でウェンブリーの舞台に立てば、対戦相手はエバートンかマンチェスター・シティ。
どちらが上がってきたとしても、好カード間違いなしですね。