マンチェスター・シティ戦で足首に怪我を負ったアンディ・ロバートソン。
既に、スコットランド代表から離脱することが正式に発表されています。
これを受けて、まず喫緊の課題としては、クリスタルパレス戦での左サイドバックをどうするか?というものがあります。
率直に言って、クリスタルパレス戦のみの話ならば、何とかチームを組めると思います。
しかし、ロボが出場過多なのは事実であり、今後のことを考えても、左サイドバックをどうするか?は、リバプールが抱えている課題だと思います。
それだけ、ロボがリバプールに欠かせない主軸になっていることの表れでもありますが、アップ・ダウンを繰り返すハードワークをロボは敢行するタイプであり、怪我を別にしても出場過多による疲労蓄積は避けたいですね。
リバプールが、積極的に左サイドバックの補強に動かなかった背景のひとつに、ジェイムズ・ミルナーの存在があると、私は考えています。
ミリーというプレイヤーは、本当にどこでもこなしてくれる頼れるベテランです。
ただ、ミリーに頼るというシーズンが、ちょっと長引き過ぎているかな?という思いもあります。
ジェイムズ・ミルナーとしても、本来であれば、ミッドフィールダーとしてのプレイに専念したいことでしょう。
やはり、今後のことを考えても、リバプールは左サイドバックに誰かを連れて来るという動きがあっていいように思われます。
まずは、1月の移籍市場におけるリバプールの動きを見てみたいと思いますが、クリスタルパレス戦のことに話を戻すと、いろいろな情報を見る限り、ロボの出場は微妙なようです。
その場合、誰をロボの代役に立てるのか?
最も手堅い選択は、やはりジェイムズ・ミルナーに任せるということでしょうか。
もうひとつ選択肢があるとすれば、ジョー・ゴメスを左サイドにまわすという方法ですね。
ジョー・ゴメスは、ブレンダン・ロジャーズ体制の際には、主に左サイドバックを担当していたということもあります。
それ以外で言えば、若手の抜擢しかありません。
若手で左サイドバックを任せるとすれば、ヤセル・ラローチあるいはアダム・ルイスということになるでしょう。
2人共に良いプレイヤーですが、まだファーストチームでの経験値が足りていない。
将来を見通して、あえて抜擢するという考え方もありますが、若手達にチャンスを与えるのは、ロボの怪我によるものではなく、もう少しプレッシャーの少ない中で起用してあげたいですね。
仮に、リバプールが左サイドバックの補強に動くとした場合、タイプ的には、ディフェンスも出来て、高い位置でのウィンガー的役割も出来るタレントがいれば理想的ですね。
一方、高い守備力を持つ安定型のタレントを連れて来るということも選択肢のひとつになると思います。
果たして、リバプールはどんなプランを描いているのか。
まずは、1月での動向に注目ですね。
リバプールにとって、サイドバックは重要なポジションであり、左サイドの在り方は、トレント・アレクサンダー=アーノルドのプレイにも影響を与えることでしょう。
よりベストな解決策を見出してくれることを1ファンとして期待します。