スコアレスドローで終わったリバプール対バイエルン・ミュンヘン戦。
リバプールは、センターバックに不安を抱えた中での試合でした。
私としては、クリーンシートを達成してほしい!とは願っていましたが、冷静に現状を見れば、無失点は難しいかな・・・という気持ちであったことも事実です。
出来れば勝利したかったファーストレグではあったものの、リバプールがクリーンシートでアウェイゴールを許さなかったことは、大きな意味を持つと思います。
まず、本職ではないにも関わらずセンターバックを担当し、バイエルン・ミュンヘンを相手にクリーンシートに貢献したファビーニョを讃えたいですね。
枠内シュートを許さず、ほぼロベルト・レヴァンドフスキを完封したと言っていいと思います。
また、ファビーニョを助けるかのように、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンが、今日の試合では実に効いていたように見えます。
アンカーの役割をしっかりとこなしつつ、攻守においてポジショニングも適切だったと感じます。
それに連鎖するかのように、ナビ・ケイタも良くなってきたし、ジョルジニオ・ワイナルドゥムも目立たない部分であっても貢献をしていました。
前線の3人も、惜しみない運動量でプレスをかけに行っていたし、まさにチーム全員で成し遂げたクリーンシートだと思います。
これでセカンドレグには、ビルヒル・ファン・ダイクが戻ってきます。
必然的に、ファビーニョを中盤で起用することもできる。
また、個人的には、アンドリュー・ロバートソンがイエローカードを受けなかったことにも安堵しています。
今日の試合では、シェルダン・シャキリに出番はありませんでしたが、体調を崩していたこともあり、セカンドレグではプレイをするチャンスも巡って来るのではないでしょうか。
ロベルト・フィルミーノも素晴らしいプレイを見せていたものの、体調は万全ではなかった。
これで、最高のコンディションに戻したら、どこまで活躍をしてくれるのか。
セカンドレグでは、まずリバプールは先制点が欲しいですね。
それが叶ったとき、ファーストレグでのクリーンシードが生きてくることでしょう。
かなり強度の高い対戦だっただけに、次のマンチェスター・ユナイテッド戦へ向けて、今一度コンディションを整えてほしいですね。