昨夏、レヴァークーゼンへ移籍したジャレル・クアンサーについて、リバプールが今夏に再獲得する可能性があるという報道は、ちらりほらりと見かけられました。
噂は噂ですが、そういう見方が出て来る背景には、イブラヒマ・コナテの契約問題だけでなく、センターバック陣を巡る厳しい状況もあるように思います。
クアンサー再獲得の可能性
英メディア『TEAMtalk』によればですが、リバプールはシーズン終了後にジャレル・クアンサーをアンフィールドへ呼び戻す可能性を模索しているといいます。
クアンサーは昨夏、3500万ポンドの移籍金でレヴァークーゼンへ移籍。
しかし、その契約には約5100万ポンドの買い戻し条項(バイバック条項)が盛り込まれていると言われてきました。
ただし、この条項は2027年まで発動できないとされており、もしリバプールが今夏に再獲得を望む場合には、レヴァークーゼンと新たな合意に達する必要があると見られています。
コナテの契約問題
この報道の背景には、イブラヒマ・コナテの将来を巡る不透明さがあることは確かでありましょう。
コナテは現在の契約が今シーズン終了時で満了となりますが、現時点で契約延長には至っていません。
そのため、フランス代表センターバックがフリー移籍でクラブを離れる可能性もあるのではないかとの憶測が強まっていることも悲しいかな事実です。
もしコナテが退団することになれば、リバプールはセンターバックの確保、それも即戦力を補強する必要に迫られることになります。
CB陣を巡る厳しい状況
さらにリバプールは、センターバックの将来に関していくつかの懸念材料も抱えています。
来たる夏からリバプールの加入が決まっていたジェレミー・ジャケは負傷しており、状況が気掛かりなものとなっています。
また、昨夏にクラブへ加わった若手ディフェンダージョヴァンニ・レオーニも重傷を負っており、すぐに戦力として計算できる状況ではありません。
こうした事情を踏まえると、センターバックの層をどう構築していくかは、今夏の移籍市場における重要なテーマの一つになることは想像に難くありません。
面子よりもチームの強化を
もしリバプールがクアンサーを呼び戻すことになれば、それは結果的に昨夏の移籍判断が完全ではなかったことを認める形になるかもしれません。
しかし、フットボールの世界では状況は常に変化するもの。
クラブの対面や面子を守ることよりも、チームを強くすることを優先すべき局面もあるだろうと私は思っているのです。
もしクアンサーが再びアンフィールドの戦力として必要とされるのであれば、過去の判断にこだわる必要はないというのが私の個人的な意見です。
リバプールにとって大切なのは、常にその時点で最良の選択をすることなのですから。
それにジャレル・クアンサーは、リバプールのアカデミーで育った生え抜きですからね。
ゴシップはゴシップですが、もしそんな状況がやって来るならば、しっかりとジャレル・クアンサーにチームプラン、構想を説明して、君が必要だということを伝えるべきだと私は思います。