先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第12節、リバプール対アーセナル戦が終了しました。
試合は、4-0のスコアでリバプールが圧勝を飾っています。
このところ好調のアーセナルでしたが、リバプールは中盤の守備意識が高く、前線のタレント達が揃って結果を出した。
まず、得点経過ですが、次のとおりです。
■39分:サディオ・マネ
■52分:ディオゴ・ジョタ
■73分:モハメド・サラー
■77分:南野拓実
サディオが決めた先制点ですが、セットプレイからのゴールとなっております。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、距離のある位置から右足でカーブをかけたクロスを提供。
サディオが強烈なヘッドを相手ゴール対角線に決めています。
サディオのヘッドも素晴らしかったし、トレントのクロスが完璧でした。
このアシストにより、トレントはリバプールのファーストチームでの50アシストを記録したことになり、サイドバックとしての誇りだと思います。
今日のトレントは、右足のキックが研ぎ澄まされていましたね!
リバプールの2点目はディオゴ・ジョタが鮮やかに決めきっています。
アーセナルのディフェンスラインにパスミスがあり、ボールを奪ったディオゴ・ジョタは、ボックス内でドリブルを敢行!
ディフェンダーを転がし、ゴールキーパーを転がし、無人にしたゴールに押し込んだもの。
リバプールの3点目は、千両役者モハメド・サラーがゲット!
強烈なカウンターによるものでした。
アリソンのキックは左サイドに展開され、ヘッド→ヘッドで繋ぎ、トップスピードでサディオ・マネが縦に抜け出ます。
中央にサディオが折り返し、モーが右足で押し込んだもの。
さらにリバプールは、手を緩めません。
76分、ピッチに送り込まれた南野拓実が、その1分後のファーストタッチで決めたもの。
ジョーダン・ヘンダーソンから縦パスが供給され、モーを介して右ワイドのトレントへ!
トレントは、低い弾道のクロスを入れ、そのボールをタキが押し込みました。
今日のリバプールは、4点を決めていますが、フォワードとしてピッチに入ったプレイヤー全員がゴールを決めたことになります。
これは、非常にポジティブですね。
アーセナルのゴールキーパー、アーロン・ラムスデールが再三のファインセーブを見せていましたが、それがなければ更に2点、3点と加わっていてもおかしくないほどに・・・。
多くの決定機を創ったリバプールでした。
キックオフとなり、まず感じたのは、アーセナルが高い位置からプレスに来たこと。
リバプールを相手にして、あれだけ高い位置からプレスに来るチームは、そうはないと思います。
ただ、プレス合戦になれば、リバプールに一日の長があり、徐々にペースを握って行ったのが印象的でした。
今日の試合では、古巣対決となったアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、本当に気持ちのこもった仕事をしたと感じます。
攻守にわたり、気迫が前面に出ていました。
素晴らしいファイトだったと思います。
また、ファビーニョ、チアゴも効いていて、アーセナルの攻撃の目を消していましたね。
リバプールは、控えに不安を抱えていましたが、スコアが4点差となりましたので、若手のタイラー・モートンを抜擢することも出来ました。
チアゴを90分使わなくても良くなった状況を作れたことが大きかったですね。
モートンは、リーグカップでも渋い活躍をしており、将来が楽しみです。
多くの決定機をつくり、クリーンシートを達成したリバプール!
誰もがチームとしての仕事に全力を尽くし、最高の結果を残した試合でした。
この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
特に3人目は、前述したように大量リードが生んだポジティブなものだったと思います。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■76分:ディオゴ・ジョタ→南野拓実
■76分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン→ジョーダン・ヘンダーソン
■84分:チアゴ・アルカンタラ→タイラー・モートン