リバプールファンから、こよなく愛されたレジェンド、スティーブン・ジェラード。
それは過去形ではなく、今もなおリバプールのヒーローだと言っていいと思います。
1998年の今日、11月29日は、そのスティーブン・ジェラードが、リバプールのトップチームで公式戦デビューを飾った日にあたります。
ブラックバーンとの試合に出場を果たしたわけですが、この日から伝説の幕が開きます。
リバプールのキャプテンとして、数々のドラマをつくって来たレジェンド。
本当に頼りになるスターでした。
もう万事休すかと思った瞬間でも、スティービーは救ってくれた。
決めてくれた。
あの弾丸ミドルは、リバプールファンのハートを鷲掴みにしたものでした。
リバプールでの公式戦出場は710試合。
その間に決めたゴールは186。
しかも、ここぞ!というときに決めてくれたのがスティービーでした。
デビュー当初は、まだ荒削りな部分もありましたが、それがむしろ魅力でもあり、途轍もない才能、ポテンシャルを感じさせてくれたことが思い出されます。
絶対的な仕事が出来るミッドフィールダー。
奇跡を呼び込むキャプテン。
度肝を抜く弾丸ミドル。
今のリバプールには、素晴らしいプレイヤーが沢山いますが、スティービーまでとはいかなくとも、ミドルレンジからシュートを狙っていけるタイプが欲しいな・・・と、私は思うことがあります。
さらに、スティービーの場合には、タックルも激しく、ディフェンス面も強かったですからね。
希代の英雄。
スティービーはリバプールの、そしてリバプールファンの誇りです。
ファンに夢を見させてくれるプレイヤーでした。