シェルダン・シャキリがストーク・シティからリバプールへやって来たのは2018年7月のことでした。
ビッグクラブでのプレイ経験を持ち、プレミアリーグも熟知しているという点で期待もされていたし、実際加入したシーズンは、違いを創れるタレントとして存在感を示していました。
しかし、2019-2020シーズンになると出場機会が激減していたのは、悲しいかな事実です。
ただし、出場機会激減の背景には、繰り返される怪我があったことも確かであり、もしコンスタントに起用できる状態にあれば、ユルゲン・クロップ監督としても、その起用法を考慮しただろうと、私は思っています。
実際、シェルダン・シャキリが怪我から解放された期間というのは、ほとんどなかったと言えそうです。
経験も豊富で、実力者たるシェルダン・シャキリ。
もし、リバプールに手放す考えがあれば、欲しいクラブは結構あるでしょうね。
ところで、トルコ筋の情報としてエコーが報じるところによれば、シェルダン・シャキリ獲得にガラタサライが関心を示しているとのこと。
今回の報道では、シェルダン・シャキリを放出するならば、リバプールは£18mを要求するとされており、ガラタサライは、その金額を支払う用意があると・・・。
前述したように、シェルダン・シャキリの出場機会が減少して来た背景には、まず怪我の影響が大ですが、昨シーズンの途中からシステム変更を加えたことも要因としてはありそうです。
出場機会がなかったファビーニョが起用されるようになり、当初はアンカー一枚では不安もありましたが、ファビーニョがフィットするに連れ、中盤の底にファビーニョ一人を配する形をリバプールは採って行くようになります。
それでも、試合途中から試合の流れを変えるためには、シェルダン・シャキリは有効なピースだったと思います。
ただ、シェルダン・シャキリがベンチスタートが続く境遇で満足出来るか?は、別問題ですね。
来る夏、リバプールはアタッカー獲得に動くと見る筋が多く、攻撃的ミッドフィールダーを加える可能性も取り沙汰されています。
必然、シェルダン・シャキリにも影響はあるかと思います。
シェルダン・シャキリの未来はどこにあるのか。
一人のファンとして、しっかりと見守りたいと思います。