リバプールの大きな強味。
それは、両サイドバックによるダイナミックな攻撃にあると言っていいでしょう。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンは、いまやプレミアリーグ最高のコンビだと言ってもいいほど。
一方で、左サイドバックのアンディ・ロバートソンのポジションについては、サブの問題が指摘されているのも事実です。
アンディ・ロバートソンが、万が一怪我をした場合、あるいは疲労過多になった際、代わりを務められるのがジェイムズ・ミルナーという状況になっているのが、リバプールの現実です。
そんな中、Metroなどが報じるところによれば、リバプールはPSGに所属する左サイドバック、ライヴィン・クルザワ(フランス)に興味を示しているとのこと。
PSGとライヴィン・クルザワとの間における契約は、今シーズンいっぱいで満了となり、もし獲得できればフリー・トランスファーでの加入となります。
ロボの控えを確保したいレッズにとって、もしフリーで獲得できるならば、経営的にもプラスですね。
今回の報道では、ライヴィン・クルザワは、PSGとの契約を延長する意思は持っていないとされています。
去る1月には、アーセナルが獲得に動いたとされており、その際ライヴィン・クルザワは、判断を見送ることとし、PSGに残った上で、待ってみようという方針を取ったと報じられてもおります。
補強ポイントとしての左サイドバックですが、なかなかこれぞ!というプレイヤーがいないという現状もあるようで、特に有力なサブでとなると、探すのは簡単ではないようです。
そういった意味では、ライヴィン・クルザワは人気銘柄であり、リバプール、アーセナルの他にも、バルセロナ、インテル、ナポリが関心を示しており、獲得を巡ってバトルになるとされています。
フリー・トランスファーといえば、クラブの交渉力が如実に表れるケースでもあると思います。
もし、この噂に信憑性があるならば、リバプールはどんな交渉を持ちかけていくか。
今後の展開を見守りたいと思います。