先日のワトフォード戦では、今シーズンのプレミアリーグで初めての敗戦を喫したリバプール。
メディアなど多くの人々が、アーセナルの無敗記録と比較をしておりますが、私は両者を比べることには多少の違和感を覚えていました。
アーセナルが無敗優勝を成し遂げた時代と今のフットボールでは、質といい強度といい、まったく異なるものだからです。
しかもプレミアリーグは下位のチームも力を付けており、両者を単純に比較することなど出来ないと思うのです。
１敗をしたのは事実であり、それならばリバプールはプレミアリーグとチャンピオンズリーグの２冠を全力で狙いに行くべき！だと、より強く思うようになった自分がいます。
プレミアリーグを制覇すれば、リバプールにとっては３０年ぶりのトップリーグタイトル！
プレミアリーグ創設からすると、初優勝となります。
リバプールのプレイヤー達は、クラブのレジェンドになれる。
あとは、現代において最もステータスが高いと言われるチャンピオンズリーグの２連覇ですね。
この両方でチャンピオンになれば、ワトフォード戦で敗れたことなど、どこかに吹き飛んでしまうことでしょう。
プレミアリーグの優勝に関しては、余程のことがない限り手中におさめているレッズ。
勿論、油断は出来ませんが。
となれば、チャンピオンズリーグにかけるウェイトを高くしていくことになるかと思います。
ヨーロッパチャンピオンとして臨んでいる今シーズンのチャンピオンズリーグ。
その制覇を成し遂げるためには、まずアトレティコ・マドリードとのセカンドレグに勝利をしなければなりません。
ここがひとつの勝負どころですね。
リバプールは、２シーズン連続でチャンピオンズリーグの決勝へと進んでいます。
ヨーロッパの舞台での経験値は十分。
王者のメンタリティーを見せつけてほしいですね。
アトレティコ・マドリードとのセカンドレグを迎えるにあたり、まずはボーンマス戦で良いパフォーマンスをして、勢いをつけて前進して行きたいですね！
私なりにキーポイントになるのは、中盤のがんばりだと思っています。
このところ若干パフォーマンスが落ちていますが、フロントスリーを活かしきれていない。
両サイドバックの破壊的な攻撃参加が多少おとなしくなっている。
その状況を改善するには、やはり中盤のハードワークが鍵を握ると思うのです。
果たしてリバプールは、ボーンマス戦、アトレティコ戦と続くアンフィールドでの試合で、どんなメンバーで臨み、どんなパフォーマンスを発揮するのか！
注目したいと思います。
リバプールが敗れた直後の試合だからこそ、私も一人のファンとして、より大きな声援をしたいと思っています。
リバプールにとって、最高の一週間になることを祈っています。
がんばれ！リバプール！