リバプールのオーナーグループであるFSGが、クラブを売却に出した。
このニュースは、瞬く間に世界へ発信されましたね。
昨日、この場でも取り上げましたが、そもそもの発信元はThe Athleticですが、どうも信憑性が高いと見られているようです。
この件についてはBBCも大きく取り上げており、FSGは新しい所有者を検討するだろうとしています。
既に、リバプールを買いたいという照会が来ていたともされており、あとはどこが新しいオーナーになるのか?という段階なのでしょうか。
ただ、FSGのスタンスとしては、売却をすることがクラブにとって最大限の利益になるならばというものだともされています。
このへんは、ビジネスに関わるので、いろいろ受け止め方はありそうです。
さて、BBCの記事では、リバプールサポーターの動きについて触れられています。
名前は聞いたことがあるという方々もいらっしゃると思うのですが、リバプールにはスピリット・オブ・シャンクリーという有名なサポーターグループがあります。
このスピリット・オブ・シャンクリーが、LFCに照会の書面を出したとのこと。
よって、現時点ではコメントはせず、LFCからの回答を待つというスタンスを取っています。
その上で、「何かあれば、すぐに報告します」と声明を出したとのこと。
今後、新しいオーナーを決める作業が入って来るとして、スピリット・オブ・シャンクリーでは、ファンの声も取り入れてほしいという思いがあるようです。
資金は必要。
ただ、それだけでは足りないものがある。
1892年から続くリバプールというクラブが築いて来た歴史。
それをリスペクトし、リバプールという街をよく理解できる存在。
もう、売却が既定路線であるならば、ぜひともリバプールのために最善を尽くしてくれるところに委ねたいものです。
報道は多々出ていますが、現時点においてLFCは沈黙を守っています。
サポーターからの照会にどう応えるのか。
まずは、それを待ちたいですね。