クラブワールドカップで優勝を果たし、タイトルを持ち帰ったリバプール。
決勝のフラメンゴ戦は延長戦へ突入し、120分間の戦いを演じ、ロベルト・フィルミーノの決勝弾により、リバプールが勝利を飾っています。
この試合において、忘れてはいけないのは、リバプールがクリーンシートを達成したことだと、私は思います。
120分間を無失点に抑えるというのは、言うほど簡単なことではないと思うし、実際アリソンのファインセーブがあったのも事実。
以前からアリソンはスペシャルなゴールキーパーですが、このところずっと好パフォーマンスが続いていますね。
クラブワールドカップ優勝を果たした影の功労者ではないでしょうか。
アリソンのパフォーマンスが向上しているのは、数字でも見ることができます。
今シーズンのリバプールは、「クリーンシートが少ない」という指摘を受けてきましたが、実は12月7日(土)に開催されたプレミアリーグ第16節以来、より失点が少なくなっています。
(若手チームで臨んだリーグカップは除く。)
プレミアリーグでいえば、ボーンマス戦、ワトフォード戦でクリーンシート。
チャンピオンズリーグでは、アウェイのザルツブルク戦でクリーンシート。
強力な破壊力を誇示するザルツブルクのホームへ乗り込み、無失点に抑えています。
12月7日以来、唯一失点をしたのは、クラブワールドカップ準決勝のモンテレイ戦ですが、それでも僅か1失点。
しかもあの試合は、ファン・ダイクが欠場するなど、即席のメンバーでチームを組んでいました。
思えば、プレミアリーグの開幕戦で怪我を負い、離脱生活に入ったアリソンですが、いまや絶好調の域に入ったと言えそうです。
リバプールが誇る鉄壁の守護神。
アリソンが果たした貢献は、クラブワールドカップ優勝を導くに、非常に大きかったと思います。
少年時代から、このタイトルを獲りたいと憧れて来たと語っていたアリソン。
その夢が実現しました。
アリソンのコンディションは、もっともっと向上することでしょう。
リバプールにとって、心強い守護神が、いよいよ絶好調期を迎えたと言ってよさそうです。
これから益々の活躍を祈って。