チャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナ対リバプール戦が、いよいよ現地時間明日(日本時間木曜早朝)に迫ってきました。
いくつかのメディアでは、ファン・ダイクとメッシの戦いという論調で記事を書いていますが、私としては、あえていえば、それは論点がずれていると思うのです。
そのことは、当のファン・ダイク自身が何度となく語って来ています。
ファン・ダイクは、チーム全員で守り、チーム全員で攻めるんだ!
という趣旨の発言をしてきています。
まさに、そのとおりだと、私は思います。
特に、リバプールというチームにあっては、チーム全員の力が結集したところに強味がある。
世界最高のプレイヤーとも呼ばれるリオネル・メッシ。
イングランドで最高のプレイヤーの称号を受けたファン・ダイク。
確かに、話題性としては高いのかもしれません。
しかし、メッシ個人を封じる以外にも、機能させないやり方はあると思うのです。
私としては、今回の試合では、特に中盤のがんばりに期待しています。
もう、しつこく、粘り強く、相手がストレスを感じるほどに、中盤で圧力をかけてほしいですね。
リバプールの場合は、最前線からもプレスに行けますが、今回の会場はカンプ・ノウということもあり、ハーフウェイラインあたりの攻防に見どころが出てくるのではないか?
私としては、そう予想をしております。
中盤でバルセロナにストレスを与えることが出来れば、最後尾にはファン・ダイクが控えており、更にアリソンもいます。
メッシを封じるためには、チームの連携が必要だろうし、そういった意味では、ファン・ダイクのコーチング、リーダーシップには期待したいですね。
いずれにしても、リバプールはチーム力で勝つのみ!
アウェイとはいえ、ぜひ勝利を持ち帰りたいところです。