今シーズンは、新ゴールキーパーにブラジル代表のアリソンを迎えたことから、出番が限られているシモン・ミニョレですが、いつ呼ばれても行けるように準備をしておくことが自分のすべきことだと語っていたことがあります。
第２ゴールキーパーという立場ではありますが、シモン・ミニョレは、今のチームについて率直に話をしています。
自分が知っている中で、今シーズンのリバプールは最強だと。
近年でいえば、リバプールがプレミアリーグのタイトルに近づいたのは、２０１３－２０１４シーズンのことでした。
最終的に優勝は逃したものの、あのときには、１位のマンチェスター・シティと勝ち点差２ポイントという状況でした。
そのことについても触れながら、シモン・ミニョレは、今のリバプールのほうが当時のチームよりも強い！と、語っています。
これは、シモン・ミニョレがエコーへ向けて語ったもので、この場では、その一部ですが、私なりにまとめてみたいと思います。
（Simon Mignolet）
ここでの５年間で、多くのことが変わったよ。
ぼく達がタイトルにとても近づいた時から残っているのは、ヘンド、スタリッジ、そしてぼくだ。
当時は、スアレスとスタリッジによって多くのゴールを決めていたけど、今はより多くのゴールをシェアできているね。
２０１３－２０１４は、とっても良いチームだったよ。
でも当時は、１人か２人の負傷者が出れば、難しい状況になっていた。
今のぼく達は、層の厚い戦力を手にしているから、怪我にも対処できるということを意味するんだ。
おそらく、このことが以前のチームとの一番の違いだね。
もし、試合が膠着状態になっても、試合の流れを変えるプレイヤーが、常にベンチにいるしね。
そういった意味で、ぼく達は前回（２０１３－２０１４）よりも、ずっと良い立場にあるよ。
この戦力の総合的なクオリティーは、ぼくが知っている中でベストだ！
１１対１１でのトレーニングをしているときなどは、プレミアリーグの試合をしているようなものだよ。
それは、１１人のファーストチームと１１人のレシーブチームがやっているのとはわけが違う。
プレミアリーグの２チームがお互いにトレーニングで向き合える。
本当に高いクオリティーだ。
２０１３－２０１４シーズンを振り返ってみると、優勝をしたマンチェスター・シティが最終的に得た勝ち点は８６ポイントでした。
２位のリバプールは８４ポイント。
それを考えると、今シーズンのリバプールが、どれだけハイペースで勝ち点を積み上げているか！が、分かります。
相当のハイレベルにあるのは事実かと。
それにしても、こうして率直にチームの強さを言葉にできるシモン・ミニョレは、やはり偉いですね。
こういった存在が控えていてくれるからこそ、チームは存在するし、戦っていける。
リバプールのトレーニングが、相当レベルの高いことは、想像すればすぐに分かります。
彼等がお互いに切磋琢磨しているのですから、それはチームも強くなることでしょう。
今シーズンこそは、２０１３－２０１４シーズンにやり残したことを達成したいですね。