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リバプール対クリスタルパレス戦(プレミアリーグ第31節)の結果と感想


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第31節、リバプール対クリスタルパレス戦が終了しました。
試合は、4-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
攻守ともに素晴らしく、リバプールは秀逸な試合を見せてくれたと思います。
文句なしの試合だった!と、言っていいでしょう。

■23分:トレント・アレクサンダー=アーノルド
■44分:モハメド・サラー
■55分:ファビーニョ
■69分:サディオ・マネ



クリスタルパレスの守備網、システムを崩すきっかけになったのは、トレント・アレクサンダー=アーノルドの先制ゴールだったと思います。
トレントは、鮮やかに直接フリーキックを決めています。
やはり、彼のキックは抜群ですね。

リバプールの2点目、モーのゴールは、ファビーニョのアシストによるもので、ファビーニョが優しく浮かしたボールをモーがしっかりとコントロールし、落ち着いて決めています。

圧巻は、リバプールの3点目、ファビーニョのゴールでした。
距離がある位置から弾丸ミドル!
まるでミサイルのような弾道で相手ゴールネットに突き刺しています。
これでファビーニョは、今日の試合で1ゴール、1アシストを記録。

だめ押しとなったサディオ・マネのゴールは、素晴らしく美しかった。
自陣からモーが左前方に距離のあるスルーパス。
ボールを受けたサディオは、ほぼ左45度の位置から右足で綺麗に決めきっています。

このゴールですが、モーのスルーパスが話題になるでしょうが、実はその前に華麗なプレイがありました。
ロベルト・フィルミーノが、高いテクニックを生かし、ボールをコントロール。
ターン気味に身体も使って、モーにボールを繋いでいます。
まさに、フロントスリーの饗宴による素晴らしいゴールシーンだった。

今日のリバプールは、とにかく寄せが早く、クリスタルパレスに攻撃の目を与えませんでしたね。
相手が攻撃に入ろうとしても、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの両サイドバックが鉄壁!
ファン・ダイクが素晴らしいことは言うまでもありませんが、センターバックとして、ジョー・ゴメスの成長ぶりがよく分かりました。
今後が楽しみです。

また、私が感じたのは、アンディ・ロバートソンが入ると、サディオ・マネが伸び伸びとプレイをすることが出来るし、実力を最大限に発揮できること。
やはり、ロボとサディオが左側に揃ったときのリバプールは強いですね。

ロボが入ることで、サディオが生きるだけでなく、チーム全体に躍動感が生まれる気がします。
また、右ワイドにモーが入ることで、こちらも活性化した。
今日の試合、リバプールにとっては良いことづくめだったように思います。

リバプールは、90分間を通じて寄せの速さを維持し、クリスタルパレスに自由を与えなかった。
見事な試合だったと、再度言いたいですね。

この勝利により、リバプールはプレミアリーグ優勝まで、あと2ポイントに迫っています。

なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。

■64分:ジョーダン・ヘンダーソン → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■74分:トレント・アレクサンダー=アーノルド → ネコ・ウィリアムズ
■74分:ロベルト・フィルミーノ → 南野拓実
■84分:アンディ・ロバートソン → ナビ・ケイタ
■84分:サディオ・マネ → ハーヴェイ・エリオット

ネコ・ウィリアムズにとっては、プレミアデビューとなりましたが、実に積極的にプレイをしており、ゴールを狙う姿勢も見られたし、良いデビュー戦になったように思います。
ハーヴェイ・エリオットも生き生きとしていたし、リバプールにとっては若手も使えて、良いことづくめですね。
南野拓実も、ボビーの代わりに入ったポジションの方が、おそらくプレイがしやすかったことでしょう。

リバプールが次に対戦をするのはマンチェスター・シティ。
今日の試合では、全員が良い感触をつかめたと思うし、良い状態でビッグマッチに臨めそうです。
ナイス・ゲームでした!

  • B!