夏の移籍市場において、リバプールがどんな補強をするかが注目されますが、今回は私なりに、サイドバックのことを書いてみたいと思います。
一時期のリバプールは、特に左サイドバックの補強が急務と言われる中、新戦力を補充せず、ジェイムズ・ミルナーがシーズンを通じて担当したという経緯があります。
当時と比べれば、かなり戦力は整ってきたと思います。
まず、右サイドバックに関してですが、私としては、このポジションには補強は要らないだろうと考えています。
トレント・アレクサンダー=アーノルドの成長が著しく、ジョー・ゴメスもいる。
また、ナサニエル・クラインが、コンディションを万全にすれば、イングランド代表クラスの右サイドバックが3人揃うことになります。
さらに、ファビーニョが加わったことで、もしものときには任せることが出来ますからね。
これだけの布陣が揃うと、以前から申し上げておりますが、そろそろジョー・ゴメスには、本格的にセンターバックとしての学びを与える時かもしれません。
一方、左サイドバックですが、アンドリュー・ロバートソンの飛躍する姿を見ると、ファースト・チョイスについては固いところでしょうか。
ただ、アルベルト・モレノについては、確か残り契約期間が僅かだったと思うし、この先もリバプールでのプレイを続行するのかを見てゆく必要があると思います。
万が一、アルベルト・モレノが移籍ともなれば、左サイドバックには、誰か一人は補強が必要になるかもしれませんね。
出来れば、さらにアルベルト・モレノが覚醒して、ロボのポジションを脅かすくらいになってほしいと願っています。
もし、アルベルト・モレノがリバプールに残るならば、サイドバックの補強に関する優先度は、他のポジションと比べて下がるのではないでしょうか。
今回は、夏の移籍市場と絡めて、私なりにサイドバックについて、思うところを書かせていただきました。
今後、もしかしたら、他のポジションについても、少しずつ書かせていただくことがあるかもしれません。
より強いチームとして、盤石の布陣を用意する。
2017-2018シーズンからの学びを新シーズンこそは、活かして、タイトルにチャレンジしたいですね。