今年の夏、リバプールの補強第1号はアレクシス・マック・アリスターになりましたね。
ゴシップは多々飛び交っており、枚挙に暇がないわけですが、やはり話題の中心はミッドフィールダーです。
また、センターバックについても複数以上の名前がリバプールの補強ターゲットだと噂されています。
今回ですが、ユベントスに所属するフェデリコ・キエーザ(イタリア)について触れてみたいと思います。
キエーザには、プレミアリーグのクラブが関心を示しているという報道が出ていますが、リバプールもそこに加わったとの見方があるようです。
イタリアのメディア、 Tuttosportが報じているもので、Sport Witnessも記事にしています。
今回の報道によれば、キエーザには誰あろうユルゲン・クロップ監督が非常に興味を示しているとされています。
キエーザは、膝の怪我により昨シーズンの前半を棒に振ってしまいましたが、復帰してからは存在感を発揮しているタレントですね。
そのことにより、ユベントスで重要な役割を果たして行くことが期待されると同時に、彼を欲しがるクラブも出て来ていると・・・。
そこにリバプールが入って来たというのが、今回の報道の骨子です。
Tuttosportによれば、キエーザにはリバプールの他にもマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルが関心を示していると報じていますが、彼を欲しいという熱量ではリバプールが最も強いという見方をしているようです。
キエーザ自身は、自分の将来をオープンにしていると言われていますが、どうなるか?は、ユベントスに届くオファー次第だと今回の報道は伝えています。
キエーザですが、現在25歳であり、これからまだまだ活躍をして行ける年齢ですね。
ポジション的には、最も多く起用されるのは右のワイド、いわゆるウィンガーでしょうか。
ただ、やらせれば左でもプレイは可能だし、中央もこなすことができる。
簡単に言えば、前線であればどこでもこなせると見ればよいと思います。
右ワイド、ウィンガーと言いますと、私はいつか書こうと思っていたことがあります。
リバプールの場合には、モハメド・サラーという絶対的な存在がいますが、モーに怪我が少ないからよいものの、万が一のことがあった場合、左ワイドと比べて層が薄い部分は否めません。
モーの場合には、ずっとピッチにいたいタイプであり、それがありますので、これまであまり右ワイドのサブについては語られて来ませんでした。
左ワイドを得意とするタレントといえば、ルイス・ディアスがメインでしょうし、コーディ・ガクポ、ダルウィン・ヌニェスも左を好む傾向があります。
ディオゴ・ジョタも器用な選手ですので、左もこなせます。
それを考えたとき、やはり左に比べて右は少ないかな?と。
個人的には、まず控えからの途中出場という形ででも、ベン・ドークを抜擢する手もあると考えていました。
あのファイトあふれるプレイ、攻めて行く姿勢は素晴らしいと思うからです。
あとは、ハーヴェイ・エリオットも右ワイドはこなせますが、今はインサイドハーフをメインに担当していますね。
キエーザに関して言えば、右ワイドだけではなく、他のポジションでもプレイが出来ますので、モーがいるから常に控えということにはならないと思います。
あとは、本当にリバプールが彼を狙っているか?ですね。
ユルゲン・クロップ監督が興味を示しているという話が事実であれば、レッズが動く、あるいは動いている可能性は全否定はできなくなって来るかもしれません。