ここ数年、リバプールが歩んで来た道を思い返してみると、ひとつの円熟期を迎えたことは事実だと思います。
実際、ビッグタイトルを獲るなどの実績をあげ、常にタイトル争いに加われる競争力の高いチームとなりました。
一方で、主力の多くが30歳前後になって来ており、今後の世代交代へ向けたプランも進めて行く必要はありそうです。
そんな中、イタリアからの情報だとしてエコーが報じるところによれば、リバプールはアタランタ所属のディフェンダーであるジョルジオ・スカルビーニ(イタリア)に関心を示しているとのこと。
イタリアのサイトも見たのですが、確かに彼とリバプールのリンクは話題になっているようです。
ジョルジオ・スカルビーニですが、2003年12月11日生まれであり、現在18歳。
所属するアタランタでは、17歳でトップチームデビューを飾っており、今シーズンのセリエAでも11試合に出場をしています。
ポジション的にはセンターバックであり、194cmとも言われる長身のプレイヤーです。
また、彼の特徴として、ディフェンシブなミッドフィールダーでもこなせるというものがあります。
フィジカルに恵まれ、空中戦に強い一面を持つ一方、利き足は右ですが、左足のキックも安定しており、ビルドアップも安心して見ていられるタイプだと言えそうです。
センターバックといえば、以前にもリバプールが補強を目論んでいるという報道がありましたが、若いプレイヤーを獲ることにより、世代交代に備えるという意味があるのかもしれません。
ジョルジオ・スカルビーニは、イタリアの各年代で代表にも呼ばれており、まだ若いことから、将来を嘱望されるタレントだとの呼び声が高いとも聞きました。
ただ、アタランタとしては、彼を残しておきたいという考えであるとされています。
€30m以上のオファーがなければ、耳を傾けることはないと。
ただ、それ以上のオファーがあれば、話を聞くというようにも書き換えられますが・・・。
若きセンターバックには、リバプールの他にもマンチェスター・シティをはじめとした多くのビッグクラブが関心を抱いているとされています。
もし、リバプールが獲得に動く場合、競争に直面すると見る向きが強いようですが、ちょっと念頭に置いておきたい名前ではあります。
リバプールは、前線において、既に世代交代をにらんだ補強に動いていますが、あとはセンターバックと中盤でしょうか。
今後の動きに注目したいと思います。