この季節ですので、日々、移籍にまつわるゴシップで溢れていますが、ここ数日、リバプール関連ではリヨン所属のミッドフィールダー、フセム・アワール(フランス)の名前が報じられるケースが増えて来ました。
フセム・アワールは、1998年6月30日生まれの21歳で、まだ若いタレントですね。
このアワール獲得レースに、リバプールが参入しそうだというのです。
リバプールとアワールのリンクについては、いろいろなメディアが報じていますが、今回はDailymailの記事を参照しながら、ちょっと書いてみたいと思います。
アワールに関しては、以前からアーセナルが強い関心を示して来たと言われており、昨年の夏もオファーをしたとされています。
今回の報道によれば、昨年の夏アーセナルは、£34mの金額でオファーをしたとのこと。
しかし、リヨン側は、少なくとも£45mは必要だとし、アーセナルの申し出を拒否したと・・・。
そういった経緯があったとされる中、今年の夏、リヨンは、大幅にアワールの移籍金を下げると見られており、£21mで十分だとされています。
アーセナルは、いまだ彼への関心を失っておらず、獲得レースをリードしていると見られているそうですが、そこに割って入って来たのがトッテナムだと。
トッテナムは、アーセナルの補強候補をハイジャックする動きを見せているというのです。
また、今回の報道でもそうですが、エコーをはじめとするメディアは、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが、アワール獲得レースに加わって来るとしています。
£21mという価格が、より魅力をかき立てているのか。
アワールですが、非常に足元の技術が巧みなプレイヤーであり、相手を引きつけておいて展開する。
そういったスタイルが特徴ですね。
ドリブルも巧みであり、印象的なのは、2018-2019シーズンに、チャンピオンズリーグでマンチェスター・シティと対戦をした際、華麗なまた抜きを交えたドリブルで、シティの面々を手玉に取ったこと。
攻撃陣を生かす精密なパスを提供することも出来るタイプであり、多くのクラブが欲しがることも分かる気はします。
リヨンは、財政難に苦しんでおり、そういった背景からアワール放出を容認すると見られています。
ひとつ考えたいのは、リバプールが欲しがっているプレイヤーが、アワールのようなタイプなのか?ということですね。
そこは、しっかりと見て行く必要があると思います。