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来シーズンもナットとリースは必要だとするユルゲン・クロップ監督

Nat Phillips and Rhys Williams


センターバックの危機。
リバプールが受けたダメージは計り知れません。
ファン・ダイクが長期離脱になっただけでも大きな痛手なのに、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプまでもがシーズンアウトに。
そんな中、奮闘してチームを助けているのが、ナット・フィリップスであり、リース・ウィリアムズですね。

来シーズンには、主力センターバックの復帰が期待されるわけですが、それでもユルゲン・クロップ監督は、ナット・フィリップスとリース・ウィリアムズは、チームに必要だと考えているようです。
ユルゲン・クロップ監督が、そのことを語っており、例えばエコーも記事としてピックアップしています。

ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプ達が戻って来るとは言っても、その健康状態には心配もある。
プレシーズンを完全な形で過ごせるか?についても、まだ分からない。
そういった理由から、ユルゲン・クロップ監督は、センターバックの人数を確保しておく必要があるとしています。

ユルゲン・クロップ監督が心配をしているのは、3人のセンターバック(ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプ)が、プレシーズンのスタートからトレーニングを通常どおりにスタートさせられるかは、まだ分からないということ。
さらに、センターバックの危機に対応するため、冬の移籍市場で獲得したオザン・カバク(ローン)までもが負傷者リスト入り。
ベン・デイヴィスに至っては、まだピッチに立ったことがありません。

ファン・ダイクの怪我については、ピックフォードの乱暴な行為によって起こったもので、他のメンバーとは性質が異なりますが、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプは、以前から負傷頻度は高い方です。
同じような傾向が、オザン・カバクにもあるとしたら、それは不安ですよね。

リバプールのセンターバックを語るとき、忘れてはいけない名前もあります。
1人は、セップ・ファン・デン・ベルグ。
今シーズンは、プレストンにローンで行っていますが、来シーズンには彼をどうするか?
ここにも注目です。

また、若者ながら、非常にスケールの大きいビリー・クメティオの存在もあります。
彼は、昨年のプレシーズンで、大きなインパクトを残しました。
今後、どれだけ成長して行くか。
それも楽しみです。

ただ、実戦に多く出て、ビッグマッチも経験したという点で、ナット・フィリップスとリース・ウィリアムズは、一日の長を持っている。
そう言えそうです。
センターバックの相次ぐ怪我により、完全にシーズンのプランを狂わされたリバプール。
特に、ファン・ダイクの怪我に関しては、何とも言えぬ気持ちになりますが、良かったところを探せば、ナットやリースが成長したこと。
来シーズンも戦力として備えておきたいというユルゲン・クロップ監督の気持ちは、よく分かる気がします。

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