先ほど、ヨーロッパリーグ(グループE)、リバプール対LASK戦が終了しました。
試合は、4-0のクリーンシートでリバプールが勝利を飾っています。
結果も良いものですが、5枚の交代カードを効果的に切ることができ、若手達を起用できたことはポジティブですね。
まず、得点経過から書いてみたいと思います。
■12分:ルイス・ディアス
■15分:コーディ・ガクポ
■51分:モハメド・サラー(PK)
■90+2分:コーディ・ガクポ
ここまで書いた段階で、他会場で行われていたトゥールーズ対サン・ジロワーズ戦が終了しました。
この試合は、0-0のスコアレスドローに終わったため、この時点でグループステージ首位通過が決定です!
プレイオフはやりたくなかったし、これも非常にポジティブな結果ですね。
もう1試合は残っていますが、それこそ若手中心のチームで良いと思います。
さて、リバプールが決めた4ゴールについて振り返ってみたいと思います。
先制点を決めたのはルイス・ディアスで、ルイス・ディアスからジョー・ゴメスへボールが渡り、ジョー・ゴメスはすかさずクロス。
それをルイス・ディアスが横っ飛びのような鋭いヘッダーを決めています。
リバプールの2点目は、コーディ・ガクポ!
遠藤航のインターセプトからボールはモハメド・サラーへ。
モーとルイス・ディアスのコンビネーションがあり、その流れでモーがゴール前にボールを入れたところにコーディ・ガクポが右足でしっかりと押し込んでいます。
リバプールの3点目はPKによるモハメド・サラーのゴールでした。
キック自体は、非常に鋭いもので、当然左足で蹴っており、ゴール右隅に決めたもの。
このPKは、50分の段階でボックス内に侵入したコーディ・ガクポが相手ゴールキーパーに倒されたものでした。
さらにリバプールには追加点が来ます。
決めたのはコーディ・ガクポで、この日の2ゴール目。
遠藤航がトレント・アレクサンダー=アーノルドにボールをあずけると、トレントはドリブルで中央を上がって行き、左前のコーディ・ガクポへ。
コーディ・ガクポは、カットインをする形で右足で強烈なシュートを決めています。
効果的な交代カードを切れたと書きましたが、試合終盤におけるリバプールのディフェンスラインは想像だに出来ない顔ぶれになっており、非常にフレッシュでありました。
右からブラッドリー、クアンザー、チェンバースというメンツであり、経験を積む上でも彼等をピッチに送り出せたことは大きいですね。
今日、最も輝いていたのは誰か?
それを書いたら野暮になるような試合でしたが、例えばルイス・ディアスは元気だったし、非常に戦う姿勢を前面に出した姿勢が素晴らしかったと思います。
また、目を引いたのは、分かってはいるものの、ライアン・フラーフェンベルフの加速力でした。
ボールを持った一歩目からが抜群に速いですね。
ルイス・ディアスも良かったし、2ゴールを決め、PKもゲットしたコーディ・ガクポは勿論素晴らしい。
悩みに悩んで、あえて1人を選ぶならば、それはジャレル・クアンザーでしょうか。
彼は若いながらも常に落ち着いていて、試合中に倒れた後にあった1回の距離感のずれを除けばパーフェクトだったと思います。
頼もしいセンターバックが台頭して来ましたね。
将来の4番候補でしょうか。
文末になってしまいましたが、守護神のアリソンがいない中、カオイムヒン・ケレハーも彼の良さを見せてくれたと思います。
試合前からカオイムヒン・ケレハーで行くことに不安はありませんでしたが。
アリソンが、じっくりと回復に専念できるよう、しばらくはカオイムヒン・ケレハーにがんばってほしいですね。
それを繰り返すことにより、さらにステップアップできることでしょう。
結びになりますが、リバプールが行った5人の交代についてまとめて、この稿を閉じたいと思います。
■56分:イブラヒマ・コナテ→トレント・アレクサンダー=アーノルド
■56分:モハメド・サラー→カーティス・ジョーンズ
■56分:ルイス・ディアス→ダルウィン・ヌニェス
■81分:ライアン・フラーフェンベルフ→コナー・ブラッドリー
■81分:コスタス・ツィミカス→ルーク・チェンバース