ユルゲン・クロップ監督がリバプールへやって来て以来、こと補強に関する傾向を見ていると、1月にはあまり動かない・・・というイメージを私は持っていたのですが、今年については、サウサンプトンからファン・ダイク(オランダ)を獲得しましたね。
冬の移籍市場が解禁となる日も近づいており、果たしてリバプールが、どのポジションに補強を施すのかが注目されるところです。
そんな中、イタリア筋の情報としてMirrorが報じるところによれば、カリアリ所属のミッドフィールダーであるニコロ・バレッラ(イタリア)をリバプールはターゲットにしており、その獲得レースをリードしているとのこと。
ニコロ・バレッラといえば、以前から何度となく、リバプールが狙っているとされてきた若手プレイヤーですね。
1997年2月7日生まれのニコロ・バレッラは21歳。
早くから頭角をあらわし、イタリアでは、ある意味エリートコースを歩んで来たプレイヤーだと言っていいと思います。
カリアリでの活躍は広く認められており、いまやセリエAを代表するエキサイティングなミッドフィールダーだとの評価がなされているとも聞きます。
深い位置、いわゆるセントラルハーフのポジションから縦につけるパスも得意としており、ディフェンス面でも貢献ができるタイプかと。
それだけの才能の持ち主ですので、イタリアのビッグクラブ達も狙っているとされていますが、本人はかつて、もしカリアリを去るならば、セリエAよりもプレミアリーグを選ぶという発言をしていたことがありました。
Mirrorによればですが、ニコロ・バレッラを獲得するには、そのコストは約£44mに及ぶとのこと。
今のリバプールに、ミッドフィールダーの補強が必要か?という議論もあると思います。
ただ、ジェイミー・キャラガーあたりは、リバプールはミッドフィールダーをもう一人獲得すべし!という主張をしていますね。
キャラガーが言っているタイプとは、ゲームメイクが出来るようなタレントが欲しいということのようです。
リバプールの補強候補といえば、現在アーセナルにいるアーロン・ラムジーの名前も取り沙汰されていますが、ニコロ・バレッラとアーロン・ラムジーを二人共に獲得する可能性は、極めて低いと思います。
いずれが本命なのか。
若さという点や将来への可能性という面では、ニコロ・バレッラかもしれないし、プレミアリーグを熟知しているという点でいえば、アーロン・ラムジーとなりますが・・・。
ニコロ・バレッラに関しては、かなり以前からリバプールが欲しがっているという報道はあり、今後の動向を見守ってみたいと思います。