毎年のようにタイトルを狙える戦力を揃えたリバプール。
ユルゲン・クロップ監督が創り上げて来たチームが円熟したことを意味していると思います。
一方で、主力の多くが年齢的にピークを迎えており、今後数年先を見据えた戦力確保も課題になっていると言えそうです。
リバプールの補強ポイントとしては、いくつかのポジションがあげられますが、やはり優先事項のひとつとしてミッドフィールダーの確保がありそうです。
とりわけ守備的な役割を担うミッドフィールダーに関しては、ファビーニョが不在になったとき、現状ではジョーダン・ヘンダーソンをコンバートする方策で乗り切っている形です。
そんな中、イタリアからの情報だとしてエコーが伝えるところによれば、リバプールはACミランに所属するイスマエル・ベナセル(アルジェリア)に興味を示しているとのこと。
イスマエル・ベナセルは、1997年12月1日生まれで、現在24歳というプレイヤーです。
生まれはフランスですが、A代表ではアルジェリアを選択しています。
イスマエル・ベナセルがミランに加入をしたのは2019年のことで、現行契約は2024年までと見られています。
ミランとしては、彼との新しい契約を用意しているものの、それは断られており、アンフィールドへのリンクが取り沙汰されているようです。
イスマエル・ベナセルですが、ポジション的にはディフェンシブ・ミッドフィールダーだと言っていいと思います。
利き足は左ですから、中盤の底のレフティーというのは、結構珍しい気がします。
基本的に、中盤の下がり目の位置でプレイをすることが多いものの、彼の特徴としてパス能力の高さがあります。
大胆なサイドチェンスを敢行するなど、配給面での貢献も期待できるタレント。
リバプールの中盤における補強ターゲットとしては、実に多くの名前があがっていますが、果たして誰が本命なのか。
個人的に思うのは、少しでもいいからファビーニョの負担を軽減してあげたいということです。
ファビーニョは、怪我が少ないと言っていいと思いますが、万が一への備えは重要だと思うのです。
ジョーダン・ヘンダーソンも年齢的に30歳を超えており、リバプールが今後数年後を見据えて、どんな動きをするのか。
注目したいですね。