今シーズンのプレミアリーグは、マンチェスター・シティが首位を独走しているものの、2位以下については大接戦となっていますね。
リバプールとしては、トップ4フィニッシュ、それも出来る限り上の順位を狙いたいところです。
今回は、今後における数試合のスケジュールを見ながら、選手起用について考えてみたいと思います。
現地時間、明日の月曜日には、スウォンジーと対戦するリバプールですが、2月14日(水)までは、結構なハードスケジュールとなっていきます。
ここをどう乗り切るかが、極めて重要かと思います。
明日のスウォンジー戦から2月14日までの対戦カードを簡単にまとめると、次のような状況となっています。
■1月22日(月):対スウォンジー(プレミアリーグ A)
■1月27日(土):対ウェストブロム(FAカップ H)
■1月30日(火):ハダースフィールド(プレミアリーグ A)
■2月4日(日):対トッテナム(プレミアリーグ H)
■2月11日(日):対サウサンプトン(プレミアリーグ A)
■2月14日(水):対ポルト(チャンピオンズリーグ A)
アウェイでの試合が多いリバプールですが、ビッグマッチとなるトッテナム戦は、ホーム、アンフィールドで戦うことができます。
特に思案が必要なのは、FAカップのウェストブロム戦からプレミアリーグ、ハダースフィールド戦までの間隔が、中2日しかないところでしょうか。
トッテナム戦を控えた中で、コンディションを崩したり、疲労による負傷者は出したくないし、この2試合での選手起用には、特に注目したいと思っています。
スウォンジー戦に関しては、前節のマンチェスター・シティ戦から間隔が開いているため、おそらく主力級を投入してくると、私は読んでいます。
また、サウサンプトン戦の後には、中2日でポルトと対戦する日程も厳しいですね。
いずれもアウェイでの試合であり、ここはターンオーバーを施すと考えたほうが妥当のようにも思います。
センターバックは、ファン・ダイクの加入により、人数は揃っており、アルベルト・モレノの復帰により、両サイドバックもターンオーバーは可能でありましょう。
課題のアンカーに関しては、ジョーダン・ヘンダーソンが順調にコンディションを取り戻せば、エムレ・チャンとの併用も出来る。
前目のミッドフィールダーには、タレントが豊富であり、ここは困ることはないと思うのですが、となると課題はストライカーでしょうか。
ロベルト・フィルミーノに、全試合を任せるのは厳しすぎるし、ドミニク・ソランケあるいはダニー・イングスにチャンスを与えるか?
こう考えてくると、リバプールが新しいストライカーを狙ったとしても、さほど不思議ではないし、ダニエル・スタリッジの放出に慎重になる意味も分かります。
先々の日程を考えると、FAカップのウェストブロム戦では、ドミニク・ソランケにチャンスを与え、試してみるという方策もあり得そうです。
中2日で組まれている試合をどう戦っていくか。
当面、リバプールが思慮すべき点だと思うし、その中でも勝ち点を落とさずに行くことが大切ですね。
そのためにも、まずは明日のスウォンジー戦で、いい試合をして勝ち点3を得ておきたいところです。