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リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦(プレミアリーグ第23節)の結果と感想


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第23節、リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦が終了しました。
試合は、2-0のクリーンシートで、リバプールが勝利を飾っています。
得点差以上に、チーム力の差を感じましたが、試合終盤には、ユナイテッドも意地を見せたシーンもありました。
リバプールには、いわゆる幻のゴールもあり、アグレッシブな試合を見せてもらった感があります。

まず、リバプールの得点経過については、次のとおりです。

■14分:ファン・ダイク
■90+3分:モハメド・サラー

先制ゴールとなったファン・ダイクの得点ですが、右コーナーキックから生まれました。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが良質なボールを蹴り、ファン・ダイクが打点の高いヘッドで相手ゴールネットに突き刺しています。

その後、何度となく決定機をつくったり、セカンドハーフの入りでは、猛攻を見せたリバプールですが、なかなか追加点が来ない。
そんなとき、ドラマは終了間際に待っていました。
アリソンが、長めにフィードしたボールをハーフウェイラインぎりぎりでモハメド・サラーがおさめます。

その後、モーは、相手ディフェンダーとのボディコンタクト制しながらドリブル突破!
出て来たデ・ヘアの動きをしっかり見て、左足で値千金のゴールを決めました。
この時間帯に追加点を奪ったことで、勝負あった!になったと思います。

私が、まずこの試合前に、特に期待したプレイヤーとしてあげさせていただいたのがファン・ダイク。
ゴールが来る匂いがしていました。
しっかりと決めてくれたし、自陣ゴール前でも存在感を発揮していました。
さすが!です。

また、コンディションを見てみたかったのがアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
途中で交代しましたが、プレイ内容はよく、ディフェンス面でも貢献をしており、リバプールにとって光明が見えたように感じます。

さらに、ジョーダン・ヘンダーソンの気迫が凄かった。
戦うキャプテン!という言葉が出そうなほどに。
ナイス・ファイト!と、讃えたいと思います。

さて、幻のゴールがあったと書きましたが、私は判定に異議を唱えてはいません。
ただ、取り消しとなった2ゴールが、実に美しかったと。
1本は、25分のこと、ボビーが右足で綺麗なシュートを放ったもの。
そのプレイ前、デ・ヘアとファン・ダイクが競り合ったシーンがファールとVARで判定されたものです。

フィールドプレイヤー同士であれば、おそらくファールにならなかったと思いますが、ゴールキーパーはボックス内で守られていますからね。

もう1本は、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのスルーパスに抜け出したジョルジニオ・ワイナルドゥムが鮮やかに決めたもの。
これは、オフサイドと判定をされています。
ノーゴールでしたが、いい崩し、良いフィニッシュだったと思います。

それにしても、リバプールは試合終了のホイッスルが鳴るまで、実によく走るし、魂を感じますね。
素晴らしいファイトだったと思います。

あえて、課題めいたことを書くならば、決めるべきところで決めるということでしょうが、今日のファイトを見れば、勝ち点3をしっかり取ったことでよいのではないかと。
いい試合を見せてもらいました。

リバプールですが、この試合で3人の交代枠を使っています。
■66分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → アダム・ララーナ
■82分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ
■82分:サディオ・マネ → ファビーニョ

ファビーニョは、本当に久方ぶりの実戦復帰でした。
今後、プレイ時間を増やして行くことでしょう。
リバプールは、ファビーニョが不在の間に、ヘンドがアンカーを努めても戦力を落とすことなく戦えることを確認することができました。
これは、今後へ向けて大きな収穫だと思います。
90分間を走りきったプレイヤー達に拍手を送りたいですね。
ちなみに、今日のアリソンの姿ですが、かつてマンチェスター・ユナイテッド戦で見せたぺぺ・レイナのセレブレーションを思い出していた私がいました。

  • B!