キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンをはじめとして、リバプールの負傷者は中盤にも拡がっていました。
そんな中、私はスタメンの事前予想で、ナビ・ケイタ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、カーティス・ジョーンズと書かせていただいたわけです。
それが当たったのは良いのですが、ナビ・ケイタが負傷。
右サイドバックでスタートをしたジェイムズ・ミルナーが中盤を担う展開に。
レスターを相手に3ゴールを決め、クリーンシートで勝利したリバプールですが、中盤の仕事ぶりが実に効いていましたね。
ゴールを決めたディオゴ・ジョタとロベルト・フィルミーノは勿論立役者。
クリーンシートを達成したアリソンをはじめとしたディフェンス陣も同様です。
一方、中盤を任されたタレント達がハードワークをし、完全にリズムをリバプールのものにしたことを忘れるわけにはいきません。
ミリーは、前述したように試合途中でのポジションチェンジ。
しかし、当たり前のようにこなしてしまうセンスと経験。
実に良いと思います。
また、ジョルジニオ・ワイナルドゥムに関しては、いつも書くのですが派手さこそない。
それでもジニはリバプールに欠かせない存在であることを今日も証明してみせました。
オランダ代表としてすべての試合に出ていたにも関わらず、ジニの運動量はまったく落ちなかった。
何より重要なのは、ジニは怪我をしないということですね。
計算が出来るプレイヤーであり、ユルゲン・クロップ監督にとっては有り難い存在に違いありません。
さらに若手のカーティス・ジョーンズ。
スカウサーもよくやった。
スタメンでプレミアリーグに出場し、90分間のフルタイムを戦い抜く力をつけました。
もとより技術はしっかりしているプレイヤーだし、今後が実に楽しみですね。
いい仕事ぶりだったと思います。
負傷者が相次ぎ、リバプールが苦しい状況にあることは変わりありません。
しかし、レスター戦のようにチームがひとつになってプレイをし、機能すれば、リズムのある試合が出来る。
今後、ジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、シェルダン・シャキリなどが戻って来れば、少しずつ計算が立つようになることでしょう。
ファビーニョをセンターバックに持って行かれていることは辛いですが、何とか12月を乗り切って、1月に何とかしたいですね。
今こそ、フロントの理解と協力が必要なとき。
これからも1試合ずつに集中し、リバプールらしいフットボールを見せてほしいと思います。
レスター戦の勝利は、嬉しさ2倍、3倍に感じる貴重なものでした。
ありがとう。