プレミアリーグが開幕し、盛り上がって来たところで代表ウィーク。
これは、例年見られる風景ですが、今シーズンの場合で言うと、第3節のチェルシー戦の後に、インターナショナルマッチ・ウィークが入って来ます。
ここで、クラブと国の対立が起こる可能性があると。
リバプールのことについては、エコーが報じており、レッズは4人の選手について招集を拒否する構えだとされています。
具体的には、エジプト代表のモハメド・サラー、アリソン、ファビーニョ、ロベルト・フィルミーノのブラジル代表トリオです。
エコーが伝えるところによれば、リバプールはヨーロッパの主要クラブと協力をし、代表に招集されても断る方向に動いているとのこと。
レッズが加盟している欧州クラブ協会は、来週に予定されているワールドカップ予選に、相当多くの選手が参加できないということで同意をしたというのが、報道の内容です。
何も、レッズだけがというわけではなく、ヨーロッパの主要クラブが協力しての動きだということがポイントですね。
FIFAのルールでは、代表に招集されたら参加しなければいけないというものがありますが、規則を改正し、帰国後少なくとも5日間の検疫あるいは自己隔離が必要となる場合には、クラブに対して、代表参加を断る権利を与えたとのこと。
代表戦の開催地が大きく関係すると思いますが、リバプールはブラジル勢の主力が多く、以前からごく一部で指摘されていたことではありました。
簡単に言えば、強行日程をこなして帰国しても、すぐには試合に出場できないという状況を生んでしまうということ。
一方エコーは、欧州クラブ協会のスタンスは、クラブ対国の対立軸に発展する可能性を秘めているともしています。
今は、平時ではなく、感染症対策については、国によってその対応が異なります。
何やら、今後も多々議論を呼びそうな気配を感じますね。
まず、目先のことだけで言えば、チェルシー戦後に迫った代表マッチに、リバプールをはじめとしたクラブ達が代表選手を送り出すか。
それとも拒否を貫くか。
ここは、しっかり見る必要がありそうです。
今後も影響してくることですから、今回の対応が前例となりますので、レッズとしてもしっかり対応したいですね。
こういった場合、味方を増やしておくということも大切かと思います。