ユーロが終わり、コパ・アメリカが終わり、あとは新シーズンを待つばかりですね。
しかし、その前には重要なプレシーズンの時期があります。
ここで、どれだけチームとして成熟できるかが、スタートダッシュの要件だと言ってもいいでしょう。
9年間に及ぶユルゲン・クロップ体制が終焉を迎え、今シーズンからリバプールはアルネ・スロットが指揮官となります。
無論、スロットもプロフェッショナルであり、よくやってくれるでしょうが、リバプールのようなビッグクラブを率いるのは初めての経験です。
これからは、どんどんスーパースター達がチームに合流して来るし、選手達の信頼感を得ることが実に重要だと私は思います。
監督と選手を結ぶ役割、それが出来るのはリバプールのキャプテンでありオランダ人でもあるファン・ダイクだと私は考えています。
今、ファン・ダイクはユーロの戦いを終えて休暇中ですが、ファン・ダイクがリバプールに帰って来たとき、まずお願いしたいことは、チームの心をひとつにまとめ、スロットを盛り上げようという雰囲気を創ることですね。
それは、ファン・ダイク自身も分かっていると思います。
ユーロでの失意を受けたファン・ダイクは、新シーズンでの身の振り方を決めていないという記事もあるようですが、現時点で彼の周りで何かの動きがあるとか、そういうことはないようです。
こう考えて来ると、ファン・ダイクが果たす役割は、プレイ面だけではなく、チームをまとめ上げることだと気づきます。
大役ですが、ファン・ダイクなら必ず出来ることでしょう。
ユーロの結果は悔しかったと思いますが、その分も含めてプレミアリーグにぶつけてほしいですね!