ヨン・アルネ・リーセといえば、リバプールの左サイドバックとして活躍し、非常に印象的だったのは、オーバーラップしての強烈な弾丸シュートでしたね。
あの左足は、驚異的としか形容のしようがないほどでした。
そのリーセですが、リバプールがタイトルを狙うためには、中央のラインにしっかりとした軸、リーダーを据えることが必要だ!としています。
(JAR)
ユルゲン・クロップは、リバプールにとって完璧な監督だよ。
しかしレッズには、ピッチ上に真のリーダーが必要なんだ。
私は、彼がリバプールの監督に就任してくれて、本当に嬉しく思っているよ。
彼は、多くの努力、ハイプレス、ハードワークを求めている。
その彼のスタイルは、リバプールに完璧に合っているね。
とても残念なことに、ここ数年、クラブはタイトルに挑戦できていない。
リバプールのようなクラブは、毎シーズン、毎シーズン、常にタイトル争いをしていなければいけないんだ。
私は、中央のラインをすべて代える必要があると思っているよ。
私達には、ゴールキーパー、センターバックのリーダー、セントラルミッドフィールダー、それとセンターフォワードも必要だと、私は思っている。
ダニエル・スタリッジは、素晴らしいストライカーだが、プレイするより離脱しているほうが多いからね。
それは、クラブにとって、良いことではないよ。
多くの人々が、フットボールを語るとき、相手の陣形を崩すには、サイド攻撃が有効だと言います。
たしかに、ピッチを広く使って、相手のディフェンスラインを間延びさせるというのは、必要なことだと思います。
私は、これを書きながら、かつてバイエルンや西ドイツ代表として皇帝と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーが言っていた言葉を思い出しています。
もう、随分昔のことなので、正確な言葉は覚えていませんが、こんな趣旨のことを語っていました。
中央突破というのは、相手ゴールに辿り着く最短ルートだからね。
有効でないはずがないよ。
ある意味、リーセが指摘している意味は、いくらサイドに良いタレントがいても、中央のラインがしっかりしていなければ、常勝のチームはできない!ということかと思います。
夏になれば、また補強の季節がやってきます。
リーセの言葉を頭の片隅において、リバプールがどんなプレイヤーを獲得に動くのか?を見ていくのも、面白いかもしれませんね。