相次ぐセンターバックの負傷離脱により、その補強が喫緊の課題と目されているリバプールですが、ネヴェン・スボティッチの獲得交渉は難航している模様です。
ドルトムント側が、放出を拒絶しているという報道もあります。
リバプールの場合は、現実を見ると、長い交渉期間を設けられる余裕はないため、今後の展開が注目されます。
スボティッチが補強候補としてあがったのは、リバプールが緊急事態にあること、ユルゲン・クロップのフットボールを熟知していること・・・などの理由もあり、さらに今シーズンのドルトムントでは、十分な出場機会に恵まれていないという現実も存在しました。
しかし、それでもドルトムントは、ローンであっても、スボティッチを出したくないという姿勢のようです。
1月の交渉で、長い時間を費やすならば、徐々に負傷者も戻って来るでしょうし、ある意味、ことセンターバックに関しては、時間との勝負・・・と言えるかと思います。
具体的にいえば、リバプールとしては、アーセナル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦で、センターバックを務めるタレントが欲しいというのが、実情でありましょう。
シーズン途中で、キャリアのあるプレイヤーを連れて来るのは、そう簡単なことではありません。
現実問題として、アーセナル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦と続くビッグマッチは、急造センターバックコンビになることも十分にあり得ると、私達も理解しておいたほうが良さそうですね。
可能性的には、五分五分くらいかもしれませんが、場合によっては、ルーカス・レイバのコンバートもあり得るかもしれません。
その場合には、キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンがプレイできるか?も、ある程度の影響があるし、アーセナル戦前のユルゲン・クロップの記者会見が注目されます。