黄金時代を築いて来たリバプールですが、プレミアリーグが発足すると長い低迷期に入って行きました。
ただ、私が思うにはですが、無冠であったとしてもリバプールが見せていたフットボールは、時代、時代で楽しく面白いことに変わりはなかっただろうと。
リバプールが誇っていたトップリーグの優勝回数は、プレミアリーグに体制が変わって以降、マンチェスター・ユナイテッドに追い上げられ、抜かれてしまったことは事実です。
しかし、ユルゲン・クロップを新しい指揮官として招聘したリバプールは再建に成功し、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグなど主要なタイトルを獲りまくって行きました。
そこには、多くのプレイヤー達の献身があり貢献があったわけで、今年の夏には多くの立役者が旅立って行きましたね。
例えばですが、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ロベルト・フィルミーノ、ファビーニョ、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンと。
特に中盤においては、すっかりと様変わりをしており、今シーズンのリバプールは、中盤が全員新戦力という場面もありました。
リバプールに新しく加わった仲間は4人で、アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフ。
4人ともに期待してよい顔ぶれだと私は思っています。
ユルゲン・クロップのチームは、ヨーロッパリーグを除けば、クラブとして獲得でき得るすべてのトロフィーを掲げました。
その成功をもたらしたチームの主力は多くが去ったわけで、ここからはリバプールの新章が始まるときですね。
自信を持って!
その上で、チャレンジャーとして何も怖くない!というメンタリティーで勝ちに行ってほしいと思います。
意気込みとしては、すべてのタイトルを獲る!という気持ちを持っていてよいと私は思っております。
アレクシス・マクアリスターは、プレミアリーグでの経験があり、非常に安定している中でも相手にとってエグイパスを出す能力が素晴らしい!
ドミニク・ソボスライはといえば、これは途轍もない逸材であることが明らかになっています。
遠藤航は、チームに馴染む時間もない中、いきなり実戦で起用されたものの、数的不利の場合における守り方をしっかりと実践しており、さすがはキャプテンだ!と思わせてくれました。
ライアン・フラーフェンベルフは、リバプールでのデビューはこれからですが、アヤックスで輝いた若きMFですから期待をせずにいられません。
それに、リバプールにはステファン・バイチェティッチがいる!
また、実は私、今シーズンのハーヴェイ・エリオットにとても期待をしています。
あの運動量と惜しみない守備への貢献は素晴らしいと思うのです。
あれだけ一生懸命にやってくれるのですから、必ず幸運の女神が微笑むことでしょう。
カーティス・ジョーンズだって、元々持っているスキルは高いのですから、私は期待しますよ。
リバプールに入って来た新戦力は全員がミッドフィールダーであり、カーティスは良い意味で学べることでしょう。
さらなるブレイクに期待したいと思います。
それと、忘れてはいけないのはチアゴですね。
ピッチ上のアーティスト!
マエストロだと私は思っています。
すっかり若返ったリバプールの中盤にチアゴの技と経験値が融合する。
どうですか?私の計算では、リバプールはタイトルを狙えるのですが!
まずは、次のウルブス戦に集中ですね。